現金支給の初任給授与式を25年続ける理由とは?
株式会社ゼロインは、東京都千代田区に本社を置く企業で、創業以来25年間にわたって新入社員への初任給を現金で手渡す『初任給授与式』を実施しています。このユニークな取り組みは、2026年4月に入社予定の新入社員に対しても続く予定であり、現金手渡しの背後には深い意味があります。
デジタル化の波の中、なぜ現金?
2023年には「賃金のデジタル払い」が解禁され、給与の支払い方法は多様化が進んでいます。厚生労働省のデータによると、82.1%が銀行振込を選択していますが、ゼロインはあえて現金手渡しを継続しています 。新社会人にとって初めての給与である初任給は、一生に一度の特別な瞬間です。この貴重な体験を通じて、「働くことの実感」や「仲間とのつながり」を感じてもらいたいと考えています。
初任給授与式は企業文化の象徴
ゼロインは業務効率化を推進する企業でありながら、効率化だけでは得られない「体験価値」を重視しています。この初任給授与式は、その象徴的な取り組みです。過去25年間で行われた初任給の手渡しは、累計で約135名に及びます。新入社員たちはこの経験を通じて、今後の社会人生活に向けての期待感を持つようになっています。
実際、2025年の授与式では、7名の新入社員が代表取締役社長 兼 CEOの大條充能氏から初任給を受け取り、感触や重みを体験しました。
新入社員からの声
新入社員たちは、初任給に対する期待感やこれまでの経験を振り返って前向きなコメントを寄せています。「初任給は自分への期待ですね。これからも頑張りたい。」「教わったことを吸収し、成長したい。」といった言葉が新しい世代の力強さを感じさせます。
大条社長の信念
大條社長は自身の経験から、初任給の現金支給に特別な思いを持っています。彼は1984年にリクルートに入社し、初任給を現金で受け取ったときの感動を今でも忘れないと語ります。「働く喜びや感謝を社員に感じてもらいたい」との願いが込められた初任給授与式は、社内だけでなく社会全体にも温かいメッセージを発信しています。
プレス向け情報
ゼロインでは、初任給授与式の撮影や取材を歓迎しており、メディア関係者は直接お問い合わせを通じて詳細を確認できます。2026年4月下旬に予定しているこのイベントは、企業文化や新入社員育成の姿勢を伝える貴重な機会です。
まとめ
ゼロインの初任給授与式は、単なる給料の支給を超えた特別な儀式です。デジタル化の時代にあえて現金を選ぶ背景には、次世代の育成や企業文化の保持があることが浮き彫りになっています。現金手渡しがもたらす「働く喜び」を通じて、ゼロインは今後も社員の成長を支えていくことでしょう。