夏休みに疲れを癒す体験型イベント「ツカレからの脱出」を開催！

「ツカレからの脱出～疲れとやすみのサイエンス」開催概要

日本科学未来館は、現代人が日常的に抱える「疲労」に着目し、特別企画「ツカレからの脱出～疲れとやすみのサイエンス」を7月16日から9月15日まで開催しています。このイベントは、誰もが気軽に参加できる体験型の展示で、疲れを和らげる方法を探る機会を提供します。

疲労についての現状

近年、疲労は「国民病」とも呼ばれるようになっており、成人の78%が疲れを感じているという調査結果もあります。また、中学生を対象にした調査でも、約52%が長期間の疲労感を訴えています。コロナウイルスの影響により、病的な疲労が問題となり、これに対する研究も進んでいます。

イベントの内容

初めに、疲労のメカニズムやその感覚がどのように発生するかを解説する展示が用意されています。来場者は、実際に疲れを感じた際の体の変化や状態を知ることができ、理解を深められるでしょう。

イベントの後半では、多彩な休息方法を体験できるゾーンが設けられています。ゴロゴロする、体を動かす、料理をする、推しの活動をするなど、各自の好みに応じた休養法を楽しむことができます。多種多様なリラックスグッズも試せ、自分だけの最適な回復法を見つけてください。

最後には、来場者同士で自分の休み方を共有したり、新しい発見を得たりする機会もあります。きっと、思いもしなかった新しい休息方法に出会えることでしょう。

具体的な展示内容

1. デジタル森林浴 uralaa(うらら)
都会でも自然の感覚を楽しむことができるこの体験では、音響や香りを駆使した演出が行われます。日常のストレスから解放される、リフレッシュ効果を体感できます。

2. ZZZN SLEEP APPAREL SYSTEM
このシステムは、睡眠に最適な環境を提供するアパレルデバイス。心拍数やストレス値を計測し、個々の状況に応じた眠りをサポートします。

3. 深呼吸誘発デバイスシンコキュウ
独自の動きで自然と深呼吸を促すデバイスで、ストレス解消や集中力向上に効果があります。

4. Qoobo（クーボ）
しっぽ付きクッションセラピーです。触れることで反応するしっぽが癒しをもたらし、利用者の心理的サポートに役立っています。