バイタリフィが子会社を譲渡し新たな展開へ向かう

バイタリフィが子会社を譲渡し新たな成長戦略へ

株式会社バイタリフィ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：板羽晃司）は2024年12月4日付で、ベトナムにある子会社Vitalify Asia Co.,Ltd.（バイタリフィアジア）の出資持分を株式会社建設システム（本社：静岡県富士市、代表取締役社長：重森渉）に譲渡すると発表しました。この譲渡により、バイタリフィアジアは建設システムのグループ会社として新たな歩みを始めることとなります。

バイタリフィアジアの成り立ちと実績

バイタリフィアジアは、2008年に設立され、日系企業向けのITオフショア開発を主な事業としてきました。これまでに400以上のアプリケーションやサービスの開発に関与し、最新のモバイルおよびウェブアプリの開発に取り組んでいます。 AIや3D技術を駆使して品質を重視し、お客様のニーズに応じた迅速かつ柔軟なサービスを提供しています。この譲渡は、バイタリフィアジアが建設システムの強固なバックグラウンドを借りることで、さらなる事業拡大を図るための重要なステップと位置づけられています。

建設システムとの連携と期待

建設システムは、建設業界向けに施工管理ソフトウェアを開発・販売する企業で、高効率とデジタル化を支援する重要な役割を果たしています。今回の譲渡によって、両社はそれぞれのノウハウを持ち寄り、さらなるシナジー効果が期待されます。建設業界においては、デジタル化が進む中で、IT技術の統合は不可欠となっています。バイタリフィアジアが持つ先進的な技術力と建設システムの市場での信頼性を持ち寄ることで、更なる顧客価値の向上に繋がるでしょう。

バイタリフィの今後の方向性

一方で、バイタリフィはAIを活用したSaaS事業やAI開発に経営資源を集中させ、企業価値の向上を目指すことを明言しています。今後のIT市場における競争が激化する中で、バイタリフィは新たな技術革新を推進し、業界のリーダーシップを握ることを目指しています。変わらず顧客の期待に応え、さらなる進化を続ける姿勢が求められています。