純国産ノーコードETLツール「Waha! Transformer」新バージョン6.1の発表
株式会社ユニリタは、東京都港区に本社を置くIT企業で、最新のノーコードETLツール「Waha! Transformer(ワハ・トランスフォーマー)」のバージョン6.1を新たに提供開始することを発表しました。このツールは、企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する過程で直面するデータ連携の課題に対応するための強力な機能を搭載しています。
DXを支えるデータ整備の重要性
近年、企業のIT環境は急速に進化しており、オンプレミスからクラウドへの移行が進む中、AWSやSalesforceなどのサービスが一般的になっています。その結果、デジタル化の波に乗り遅れないよう、多くの企業がデータを活用した新しいビジネスモデルの構築を模索しています。この背景には、クラウドサービスの普及により、業務特化型のサービスが次々と登場し、企業がシステム間でのデータ連携や集中管理を求めるようになったことがあります。
しかしながら、クラウドサービスの利用は新たな課題も生んでいます。手作業でのデータ修正や連携は業務効率を低下させ、正確性も脅かしています。こうした背景から、「Waha! Transformer」バージョン6.1では、クラウドサービスとの円滑なデータ連携を提供することで、業務の効率化とコスト削減同時に実現しています。
新たな機能の特徴
強化されたクラウドサービス連携機能
新バージョンでは、REST連携機能が強化され、JSONデータの読み込みや書き込みが可能になりました。これにより、オンプレミスシステムとクラウドサービス間や、複数のクラウドサービス間でのデータ連携が容易になり、より柔軟な業務運営がサポートされます。
データ品質向上機能
a
「Waha! Transformer」により、顧客管理システムなどで入力されたデータの誤りやばらつきを解消するための機能が強化されました。これにより、データの精度が向上し、より信頼性の高い分析が可能になります。
システム変数の細分化
また、運用状況をリアルタイムで把握できるように、ログの細分化が実現されました。これにより、運用管理やパフォーマンスの改善が大幅に進むことが期待されます。
今後の展開への期待
「Waha! Transformer」は、メインフレームや基幹系システムからクラウドデータベース、Web API、Excelファイルまで、様々な環境のデータをシームレスにつなぐことが可能です。今回の機能強化を通じて、クラウドサービスとの連携範囲が拡大することに加えて、ビジネス共創の視点からパートナーシップも強化されます。
最終的には、ノーコードツールによるIT人材不足の解消や、データ活用による社会課題の解決を目指し、引き続きDX推進に貢献していく方針です。
また、最近では生成AIとの連携へのニーズも高まっており、「Waha! Transformer」が果たす役割はさらに重要になっています。今後、こうした新しい市場での活用に積極的に取り組むとのことです。
まとめ
「Waha! Transformer」は、25年以上の実績を有するノーコードETLツールとして、業種や業界を問わず、多くの企業に導入され、業務自動化とDXの推進に貢献してきました。新たにリリースされたバージョン6.1は、さらに強化された機能を備えており、デジタル社会でのビジネスを支える重要なツールとして、今後の活躍が期待されます。
詳しくは
公式サイトをご覧ください。