NTT東日本が工事費の新設と改定を実施
NTT東日本株式会社(以下、「NTT東日本」)は、近年続く部材費や人件費の上昇を受け、各種工事費の新設および改定を行うことを発表しました。これにより、サービス品質の維持と向上を図ることを目的としています。
1. 工事費の改定内容
会社が提供する各種サービスに関連する「基本工事費」の見直しが行われます。具体的には、以下のような枠組みで改定が行われます。
(1) お客様宅内工事の場合
お客様のご自宅内で工事が必要な場合、派遣工事を伴うサービスの工事費が改定されます。たとえば、フレッツ光を利用する場合、土日祝日に工事を行うと追加で3,300円がかかります。ただし、NTTのサイトからのお申し込みに限り、改定の対象外となります。
(2) NTT局内工事のみの場合
NTT局内での工事が必要なサービスも改定対象です。申し込みはNTT東日本の公式ホームページから可能で、詳細は FAQs セクションにて確認できます。具体的な適用開始日は、2026年7月1日よりとされています。
2. 解約時の撤去工事費の新設
フレッツ光などの解約時に、設備の撤去や端末の回収に派遣工事が必要とされた際の新たな工事費が発生します。例として、戸建て向けは13,200円、集合住宅向けは11,000円とされます。ただし、無派遣工事の際は引き続き無料で対応されます。
3. 訪問時刻指定工事の適用拡大
訪問時刻を指定する工事に、廃止工事も新たに対象に加わります。これにより、フレッツ光、ひかり電話などの各種サービスにおいても、より柔軟な工事が可能となります。適用開始日は2026年4月1日です。
4. サポートおよび案内
これらの新設・改定内容については、利用者に向けて順次書面での案内がされる予定です。また、NTT東日本の特設サイトにも詳細情報が掲載されていますので、利用者はそちらで更に詳しい情報を確認することができます。
こうした改定は、万全なサービス体制を整えるためのものであり、顧客のニーズに応えるための一環として実施されることとなります。なにより、地域密着型企業として、顧客の生活向上に貢献するNTA東日本の姿勢が伺えます。
詳細はNTT東日本の「
工事費改定特設サイト」をご覧ください。