日本のアスリートたちを支援するチャリティカレンダーの魅力

世界最大級のフォトコンテストにノミネートされたカメラマン

長野県大町市を拠点に活動するフォトグラファー西條聡（Satoshi Saijo）は、アクションスポーツの魅力を写真で表現することに情熱を注いでいます。彼は、国際的なフォトコンテスト「Red Bull illume」のセミファイナリストに選ばれた実力派です。そんな西條が手掛けた2020年カレンダーが、11月20日に発売されることが発表されました。

カレンダーの特色

このカレンダーには、アスリートたちとの苦労を共にした貴重な写真12点が収められています。撮影者である西條は、カレンダー1枚1枚に彼が感じた想いや撮影時のエピソードを添えています。これにより、ただのカレンダーという枠を超えた、感動的なストーリーが展開されるのです。

サイズはA2で、迫力のある写真を楽しむことができ、特にエクストリームスポーツを愛する人々にとって価値のあるアイテムとなっています。また、星空をテーマにしたエクストリーム星景写真も含まれており、流星群の情報も掲載されています。西條はこのカレンダーの収益を、災害への支援に役立てるための寄付に充てる意向を示しており、特に台風19号の影響を受けた長野県への支援が目指されています。

参加アスリートたち

カレンダーに登場するアスリートは、スキーやスノーボードで活躍する日本のトップ選手たち。参加アスリートには、河野祥伍や吉田竜弥、山田雄平、宇野陽介など、多彩な顔ぶれが揃っています。各選手の日々の努力や情熱を、写真を通じて伝えることがこのカレンダーの大きな特徴の一つです。

西條聡のこれまでの道のり

西條は1982年に奈良県で生まれ、転機を迎えるのは大学進学後、石川県に移住したことです。彼はそこでフリースキーやアグレッシブインラインスケートに出会い、アクションスポーツの世界へ飛び込みます。その後、2015年から本格的にアクションスポーツの撮影を始め、多様な土地での作品制作に取り組んできました。自然や星空とスキーを組み合わせた「エクストリーム星景写真」という独自のスタイルを確立し、アスリートたちと共に美しい瞬間を切り取ることに成功しています。

Icelanticとの関係

また、Icelantic Japanとのつながりもあり、西條はこのブランドの契約フォトグラファーとして活動しています。Icelanticは、アメリカのコロラド州に本社を置くスキーブランドで、品質の高いスキーを製造している企業です。このカレンダー制作においても、Icelanticはサポートを行っており、ブランドの魅力を日本で発信する役割も担っています。

末永い支援の意義

このカレンダーを通じて発表される収益の一部は、支援が必要な人々に届くことになります。西條は長野で多くの撮影を行う中で地域への貢献意識が芽生え、このカレンダーを企画したと語ります。アクションスポーツの世界を知る人々が、ただ写真を楽しむだけでなく、それが持つメッセージに共感し、支援の輪が広がることを願っています。

カレンダーご購入情報

「Satoshi Saijo 2020 アクションスポーツカレンダー」は、2500円で販売され、取扱店はGood Skates Inc.（神戸）、サンワスポーツ（大阪）、雪将軍（新潟）、ドットベース大町（長野）などがあり、また、Icelantic Japanの公式オンラインショップでも入手可能です。アスリートたちの情熱が詰まったこのカレンダーで、スノースポーツの魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。