グレンモーレンジィの追加熟成シリーズが新たに進化
MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社が提供する、スコッチウイスキーの名門「グレンモーレンジィ」が、その魅力をさらに高めた追加熟成シリーズを発表しました。今回のアップグレードでは、全3種のうち2種類がリニューアルされ、ウイスキー愛好家に新しい体験を提供します。リニューアルされたのは「グレンモーレンジィ ラサンタ 15年」と「グレンモーレンジィ ネクター 16年」です。
グレンモーレンジィ ラサンタ 15年
「ラサンタ」の名はゲール語で“温もり”や“情熱”を意味し、その名に恥じないリッチな香りが特徴です。このウイスキーは、シェリー樽由来の甘美な効果を存分に引き出し、スパイスのアクセントが与えるエレガントな味わいが魅力です。強い甘みを持つレーズンやハチミツ、トフィーの味わいに、クローブやシナモンからくるスパイシーなニュアンスが調和しています。まるで夕焼けの混じり合う色のように、味わうたびに異なる表情を見せるのです。
熟成に用いられるのは、バーボン樽とオロロソシェリー樽。加水することで、カーネーションやチョコレートがけのレーズン、トフィーの香りがふんわりと広がります。ビル・ラムズデン博士が語るように、このウイスキーは“心温まる一杯”であり、その豊かな味わいが、さらなる深みを持つように仕上がっています。
グレンモーレンジィ ネクター 16年
続いて紹介する「ネクター 16年」は、以前の「ネクタードール」から進化を遂げたものです。バーボン樽で14年熟成した後、4種類の甘口白ワイン樽でさらなるフィニッシュを施し、複雑で豊かな風味を生み出しました。このウイスキーはまさに美酒と呼ぶにふさわしい存在です。異なるワイン樽の特徴が絶妙に融合し、フローラルで華やかな味わいが広がります。
テイスティングノートでは、その香りが焼きたてのブリオッシュや焼いたアプリコット、そしてクリーミーなバニラプディングなど、甘く心地よいものを提供していることが見受けられます。細部にわたるハーブの香りもまた、グレンモーレンジィの特長を形成しています。ビル博士が強調するように、このウイスキーもまた革新の象徴であり、デザートとして楽しむかのように味わえます。
まとめ
グレンモーレンジィの追加熟成シリーズは、ウイスキーというカテゴリーに新たな風味と可能性をもたらします。「ラサンタ 15年」と「ネクター 16年」のリニューアルは、繊細で豊かなアロマを備えた、まさに選び抜かれた一品です。 それぞれ独自の個性が感じられる両者を、ウイスキーを愛する方々にぜひ一度体験していただきたいです。どちらもリニューアルされたこの機会に、新しい魅力をぜひ味わってみてはいかがでしょうか?