不動産業務特化型SaaS「カナリークラウド」が進化
不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)をリードする株式会社カナリーは、2025年3月に不動産業務特化型のSaaS「カナリークラウド」と株式会社LIFULLの提供する「住まいんど診断」との連携を実現しました。この連携により、賃貸や売買仲介を行う企業は、住まいんど診断から取得した顧客の性格診断結果をカナリークラウドに連携することが可能になり、顧客情報の管理が一層効率化されます。
住まい選びをより良い体験に
「住まいんど診断」は、顧客が住まい探しに対してどのような価値観や志向を持っているのかを診断し、最適な物件の提案につなげるサービスです。これにより不動産業界の営業プロセスに新たな風を吹き込みます。
特にこの診断結果を活用することで、経験の浅い営業担当者の成長やベテランの新しい営業方法の理解をサポートし、全体の営業力を向上させる効果が期待されます。
カナリークラウドの機能
「カナリークラウド」は、主に顧客管理(CRM)の機能を基盤に、不動産仲介業務の効率化を図るSaaSです。ポータルサイトや独自のホームページから自動で反響を取り込み、顧客とのやりとりや売上案件、さらにはデータ蓄積を行います。独自のダッシュボード機能を活用して、業務の進捗状況や課題を可視化し、運営の質を向上させていきます。
連携による新たなサービス
今回の連携により、以下の実現が見込まれています。
- - 診断結果の自動取得: 住まいんど診断の結果をカナリークラウドに自動取り込む機能を実装。
- - 顧客情報の一元管理: 診断結果を顧客情報に紐づけることで、情報管理の効率化が図られます。
- - データ分析の強化: ダッシュボードを活用して、診断結果を分析し営業戦略に活用することが可能になるため、店舗別や担当者別のデータ解析が行えます。
特に、「住まいんど診断」の答えを分析し、性格タイプ別の傾向を把握することで、成約率の高い顧客の特性を理解し、営業方針を最適化することもできます。
さらなる機能拡張
さらに、カナリークラウドに搭載される生成AI機能により、顧客ごとの性格に応じたパーソナライズされた返信文の生成・添削が可能になる予定です。これにより、今まで以上に顧客に寄り添った対応が実現します。
今後の展望
カナリーは、「もっといい『当たり前』をつくる」というミッションの下、引き続き不動産業界のDX推進とユーザー体験の向上に取り組み、不動産業務の革新と顧客満足度のさらなる向上を目指していきます。
会社情報
- - 株式会社カナリー: 不動産業務特化型SaaS「カナリークラウド」を展開。
- - 株式会社LIFULL: 社会課題解決を目指すソーシャルエンタープライズとして、多様な生活支援サービスを提供。
この革新的な2社の連携がもたらす未来に期待が高まります。