発熱外来検索サービス
2022-07-27 09:00:06

かかりつけ医のない若年層へ向けた新しい発熱外来検索サービスの紹介

新型コロナ時代の若年層向け発熱外来検索サービス



新型コロナウイルスの影響で、東京都では2022年7月時点で30代以下の新規感染者が約6割を占めており、この年齢層の約6割がかかりつけ医を持っていないというデータが報告されています。この状況を受け、株式会社メディウィルは、かかりつけ医のない若年層が発熱外来を受診するために必要な医療機関を探しやすくする「東京都発熱外来病院検索サービス」を開発しました。

検索サービスの概要



この新しいサービスは、発熱した際に自分の現在地周辺の発熱外来がある医療機関を直感的に探せることを目的としています。サービスのデザインはシンプルで、必要最低限の機能に絞られているため、利用者はストレスなく情報にアクセスできます。特に「市区町村名+発熱外来」と検索することで、利用者がスムーズに本サービスに辿り着ける工夫もされています。

開発の背景



株式会社メディウィルの松本大佑氏は、医療機関を探すのが大変であるという実情を受けてこのプロジェクトに着手しました。調査によると、かかりつけ医のいない人たちは地域名を使って情報を探すことが多いため、そのニーズに応える形で、特定の地域に限定した医療機関リストの提供を目指しました。東京都のオープンデータを活用することで、サービスを実現することができたと述べています。

デザインと使いやすさの工夫



サービスのデザインには、UI/UXデザイナーの小田笑子氏が深く関与しており、訪れる人が迷わず目的の情報にアクセスできるよう配慮されています。情報量が多い中で、ユーザーが必要な情報にスムーズに辿り着けるよう、繰り返しの情報をフォーマット化し、重要な項目は目立たせています。これにより、シンプルなデザインながらも、見やすさと探しやすさが追求されています。

システム面での工夫



システムエンジニアの中村隼人氏は、今回の開発では特に使いやすさを重視したと語っています。UIに関する打ち合わせに参加し、見やすく機能的なヘッダーを配置することでユーザーが直感的に情報を探せるよう工夫しました。また、東京都の発熱外来の医療機関リストを毎月更新できるよう、データベースの構築にもこだわりました。

株式会社メディウィルの理念



株式会社メディウィルは、すべてのパートナーの健康と幸せを追求し、大切な人の健康を守るため、医療情報サービスを提供しています。2006年の創業以来、医療機関や製薬企業などのヘルスケア事業者向けに様々なデジタルソリューションを展開してきました。今回のプロジェクトも、コロナウイルスに悩む患者を最適な医療に導くための一環となっています。

この新しいサービスは、医療機関を探す手間を減らし、若年層が必要な医療を受けやすい環境を整える一助となるでしょう。発熱外来を必要とする方々にとって、非常に価値のあるツールとなることが期待されています。

会社情報

会社名
株式会社メディウィル
住所
世田谷区三宿1-14-8-107
電話番号

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