TerraMap BCPの登場
2018-10-02 11:01:47
災害シミュレーションソフト「TerraMap BCP」がリリース、業種を超えた事業継続計画を支援
災害シミュレーションソフト「TerraMap BCP」が新たに登場
2023年10月2日、イグアスが提供する災害シミュレーションソフト「TerraMap BCP」の販売が開始されました。このソフトは、近年頻発する自然災害に対して、企業や自治体が事業を持続するための計画策定をサポートします。
自然災害の脅威と事業継続の重要性
近年、自然災害の影響はますます大きくなっており、その脅威から逃れることは難しい状況です。地震や台風、豪雨などが引き起こす人的被害やインフラの機能低下、さらにはサプライチェーンの断絶は、企業活動において深刻な影響を及ぼします。このような危機に直面した際、事業を継続するためには、事前の準備が不可欠です。
そのため、各企業は事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の策定が求められています。BCPは自然災害やその他の緊急事態においても、業務を維持・継続するための指針です。そこで、「TerraMap BCP」はその策定を支援するために開発されました。
「TerraMap BCP」の特長
「TerraMap BCP」は製造業を中心に多くの導入実績があります。このソフトは、取引先だけでなく顧客、事業所、従業員のリスクを分析し、具体的な対策を講じるための支援を行います。
具体的には、様々な自然災害を想定したシミュレーションが可能で、震度や津波の高さ、液状化レベルなどのリスクを瞬時に視覚的に表現します。これにより、利用者は迅速かつ的確に必要な対策を講じることができるようになります。ワンクリックでレポート化する機能もあり、BCP対策に必要な情報を簡単に整理できます。このような機能は、事業継続における高度な判断を可能にします。
ソフトの価格は1ライセンス798,000円(税抜)で、企業の規模やニーズに合わせた柔軟なカスタマイズも提供されます。
洞察を持ったビジネス判断
このソフトの導入を通じて、企業はあらゆるリスクを見える化することが可能となり、事業運営に関する洞察を深めることができます。これにより、企業は不測の事態に対する備えを強化し、自信を持って業務を遂行できるようになります。
マップマーケティングとイグアスの連携
「TerraMap BCP」は、イグアスとマップマーケティングが共同で取り組んできた成果です。マップマーケティングは、エリアマーケティングGISソフトの分野におけるリーダーとして知られており、特に「TerraMapシリーズ」はその実績が高く評価されています。イグアスもまた、IT製品のVAD事業を展開し、顧客への最適な提案を行ってきました。
このような業界内での連携により、クライアントが抱える課題に対して、具体的で即効性のある解決策を提供することが可能となります。将来的には、さらなるカスタマイズや機能拡張も見込まれており、事業継続マネジメントにおいてさらなる進化を遂げることが期待されています。
まとめ
災害シミュレーションソフト「TerraMap BCP」の登場は、企業や自治体にとって一つの希望の光となるでしょう。自然災害への備えは急務であり、このソフトを活用することで、事業の持続可能性をより強固なものとすることが可能です。今後の展開にも注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社イグアス
- 住所
- 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地ソリッドスクエア西館21階
- 電話番号
-
044-280-8500