東北電力グループが主催する女性ビジネスシンポジウム
2025年5月27日、東北電力グループと株式会社トークネットは「CONNECT MEET UP -東北で描く女性の未来-」というイベントを開催しました。このイベントの目的は、東北における女性のビジネス環境をより良くするためのアイデアと意見を共有することです。
多彩な参加者たち
会場には、企業で働く女性やフリーランスで活動する方々、またこれらの支援に関与する方々が集まり、約30名が参加しました。彼らは、自身の体験やアイデアを持ち寄り、柔軟な働き方の必要性や地域コミュニティへの参与について意見を交わしました。
講演とパネルディスカッション
当イベントは、オープニングから始まり、さまざまなプログラムが展開されました。まず、株式会社Palletの代表取締役である羽山暁子氏が講演を行い、データをもとに東北で働く女性たちが直面する課題について分かりやすく解説しました。彼女は、幸せに働くための具体的なヒントも共有し、参加者の関心を引きました。
続いて行われたパネルディスカッションでは、羽山氏に加え、OWB株式会社の和田智行氏(ファシリテーター)や一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンの安達日向子氏が登壇しました。彼らは、地域や企業が女性に選ばれるための具体策として柔軟な働き方を推進することや、地域コミュニティへの参加が重要であると提案しました。
特に注目されたポイント
- - 家庭と仕事のバランスを取るための働き方の推進。
- - 地域コミュニティにおける参加の重要性とその課題。
イベントの意義とコミュニティの力
このイベントを通して、参加者たちは「福島が女性に選ばれる地域になるためには、働きやすい環境の整備や包括的な支援が必要だ」という共通認識を持つに至りました。また、ハラスメント防止や支援体制の強化といった課題も浮き彫りになり、この議論が地域の活性化につながることを期待する声が多くあがりました。
主催者側は、そういった課題に取り組むため今後の活動をより一層強化する意向を示しています。また、参加者からは「次回も参加したい」という声が多数寄せられ、今後も同テーマでのイベントが期待されていることを表しています。
よりそう東北コネクトについて
「よりそう東北コネクト」は、東北及び新潟の企業や個人がつながるプラットフォームを提供しており、共創による課題解決を目指しています。今後もデジタルやリアルの双方向での交流を行い、地域の魅力を高める取り組みを推進していくとのことです。
地域社会が女性にとってより魅力的で活力のある場所となるために、多くの方々の参加と意見が必要です。興味のある方はぜひ、よりそう東北コネクトの公式サイトから会員登録をして、地域の未来に貢献する一員となってください。