岡山県倉敷で誕生した地下足袋の名門「丸五」
岡山県倉敷市に位置する老舗地下足袋メーカー「丸五」は、今年で創立100周年を迎えました。伝統的な手法を用いて、鳶や大工、造園職人、さらにはさまざまな祭りの参加者たちに愛用されてきた地下足袋を製造しています。ここ数年では、「地下足袋文化を継承し、発展させる」という使命のもとに、日常生活でも楽しめる足袋型の靴やトレーニングシューズを展開し、国内外の顧客に支持されています。
初の旗艦店「MARUGO TOKYO」のオープン
2019年8月2日、東京都日本橋に「MARUGO TOKYO」がオープンしました。この店舗では、創立以来製造してきた伝統的な地下足袋の他、カジュアルなデザインを取り入れた足袋型シューズ「たびりら」や、足指を鍛えることができるトレーニングシューズ「hitoe」など、多岐にわたる商品を揃えています。これらの商品は、倉敷の本社工場で熟練した職人が一つ一つ丁寧に作り上げています。
多様な商品ラインアップ
「たびりら」は、足の指で地面をしっかり掴む感覚を大切にした足袋型シューズで、まるで裸足のような快適さを提供します。指が分かれた形状のおかげで、しっかりとしたバランスで歩くことが可能で、足に優しい履き心地が特徴です。日常のウォーキングやオフィスでの使用にも適しており、またアウトドア時のセカンドシューズとしても重宝されることでしょう。
一方の「hitoe」は、運動時のバランスを高めるために設計されたトレーニングシューズで、足の指の動きを活性化します。それにより、足本来の力を引き出すことが可能で、足底筋膜の強化にも寄与します。
商品概要
- シリーズ例:海、月、デニム
- シリーズ例:ゼブライエロー、ゼブラグレー、ゼブラピンク
体験イベントで伝統を広める
オープン後、店舗内では地下足袋職人による製造実演が行われるなど、日本の伝統文化を広めるための体験イベントが定期的に開催される予定です。これにより、地下足袋の魅力を多くの人々に知ってもらえる機会となります。
本格的な地下足袋作りの技術を披露しつつ、訪れた人々に実際に商品を体験してもらうことで、より深い理解と関心を得てもらうことを目指しています。
未来への挑戦
「丸五」は、伝統的な地下足袋の魅力を後世に伝えるだけでなく、新しい製品の開発に積極的に取り組んでおり、地下足袋の可能性を探り続けています。これからも新たなコンセプトやデザインの製品を発表し、世界に向けてその魅力を発信し続けることでしょう。
店舗情報は、以下の通りです。
- - 店舗名:MARUGO TOKYO
- - 住所:東京都中央区京橋1-17-1昭美京橋第2ビル1階
- - 電話番号:03-3566-6105
- - 営業時間:11:00~19:00(定休日:日・月・祝日)
詳しくは、
公式サイトをご覧ください。