地元高校生が創る新しい地場料理、越谷産小松菜スパイスカレー
越谷市では、地元の農産物の魅力を広めるために、「こしがや“彩り”レシピ」事業が進行中です。今年度は、埼玉県立越谷総合技術高等学校の食物調理科の生徒たちが中心となり、越谷産の食材を用いた新たなレシピを開発しました。このレシピのテーマは「万人受けする変幻自在な料理」。
スパイスとの出会い、カレーの魅力
今年作成されたレシピは「こしがや小松菜スパイスカレー」。このカレーの監修をしたのは、カレーのスペシャリストであるカレー研究家スパイシー丸山さん。彼の指導のもと、高校生たちは地元の特産品を盛り込み、どの食材とも相性が良いカレーを目指しました。特にこしがや小松菜は、このカレーの主役として活躍します。
地域との連携で生まれた創作
さらにこのプロジェクトは、地元の農家の協力を得て、実際に収穫体験も行っています。また、越谷市観光協会や地元レストランのシェフからも専門的なアドバイスを受け、地域全体が一丸となってのレシピ開発が進められています。こうした取り組みは、農産物のブランド構築や地産地消の促進にも貢献しています。
動画で見る「こしがや小松菜スパイスカレー」の魅力
越谷市はこの過程を公式YouTubeチャンネルで配信し、制作過程や開発したレシピの魅力を伝えています。第1話では収穫体験が、第2話でスパイス講座と試食が、第3話ではレシピ完成の様子が紹介されており、視聴者は地元産野菜の新たな使い方を学ぶことができます。興味がある方はぜひ、こちらの
動画リンクからご覧ください。
学生の声
高校生代表の原さんは、「動画撮影は初めてだったので緊張したが、良いレシピが作れたので嬉しい」と語り、スパイシー丸山さんも「高校生の新鮮なアイデアで越谷らしさを表現できた」とコメントしています。彼らは地域の食文化を支える重要な役割を担っていると言えるでしょう。
さらに広がる越谷の食の魅力
越谷産の魅力はカレーだけではありません。農作物を使った様々なレシピが
こちらのリンクから公開されていますので、ぜひ挑戦してみてください。新鮮でおいしい越谷の野菜は、JA越谷市の直売所「グリーン・マルシェ」で購入可能です。詳細は
こちらを確認してください。
こしがやカレーMixスパイス商品化イベント
さらに、地元高校生が考案した小松菜を使用した「こしがやカレーMixスパイス」が商品化され、3月5日には販売イベントが開催されます。当日は、購入された方にレシピ冊子が同封される特典もあります。詳細はイベントの情報をもとにご確認ください。地域の食文化を盛り上げるこの取り組み、ぜひ体験してみましょう!