紀陽ファンド初の投資
2025-10-30 15:33:24

紀陽スタートアップデットファンド、アンドエル社に初の投資を実行

紀陽スタートアップデットファンド、アンドエル社に初の投資を実施



紀陽キャピタルマネジメント株式会社とSDFキャピタル株式会社によって運営される紀陽スタートアップデットファンドが、アンドエル株式会社に対して初の投資を実行しました。この投資は、アンドエル社が提供する健康を基盤としたサービスを支持し、さらなる事業展開を促進することを目的としています。

投資背景とアンドエル社のサービス


アンドエル社は「人生を、ととのえる」というミッションのもと、法人向けに健康支援サービス『アンドエルワーク』を提供しています。このサービスは、オンライン診療や健康相談、カウンセリング、健康診断分析、パルスサーベイ、ストレスチェック、産業医紹介などを一つにまとめ、健康管理をワンストップで支援します。

紀陽スタートアップデットファンドは、アンドエル社のビジョンに共感し、和歌山市のスタートアップ支援拠点であるKey Siteでのオンライン診療提供に注目しました。企業や個人が心の安堵を感じられる職場環境を生み出すための支援として、今回の投資に至ったとのことです。

投資に対する各社のコメント


アンドエル株式会社の代表取締役古橋智史氏は、この支援に感謝の意を示し、関西エリアを中心にサービスを拡充する意向を表明しました。さらに、従業員の福利厚生の強化に向けた取り組みを進めることで、顧客企業の健康管理支援を継続していくことを約束しています。

一方、SDFキャピタル株式会社の代表取締役福田拓実氏は、アンドエル社へのデットファイナンスを実行できたことを喜び、同社のサービスが企業と働く人々に健康意識を高め、生産性の向上に寄与することを期待しています。

紀陽スタートアップデットファンドの概要


紀陽スタートアップデットファンドは、紀陽銀行と紀陽キャピタルマネジメント、SDFキャピタルによって共同設立されました。このファンドの特徴は、出資金の50%以上を和歌山県および大阪府にあるスタートアップに投融資することです。

ファンドは10億円の総額を有し、国内のアーリーからレイターステージのスタートアップを対象としています。このように地域経済の成長に寄与する資金調達ニーズに応えることで、地域とスタートアップの関係を強化することを目指しています。

企業の情報


アンドエル株式会社は、東京都港区に本社を置き、2023年に設立されました。今後、オンライン診療や健康相談のサービスを拡充し、さらなる成長を目指すとしています。一方、紀陽スタートアップデットファンドを運営するSDFキャピタル株式会社および紀陽キャピタルマネジメント株式会社は、それぞれの所在地で新たな投資機会を創出し、スタートアップ企業を支援する役割を担っています。

今後、紀陽スタートアップデットファンドがどのような新たなスタートアップ支援を展開していくのか、注目が集まります。地域経済の発展とともに、企業の健康経営が進化していく様子を期待しましょう。


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会社情報

会社名
SDFキャピタル株式会社
住所
東京都品川区上大崎2-25-2新目黒東急ビル9階
電話番号
03-6417-9772

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