アラクサラ、新スイッチ発表
2011-05-10 11:00:02

アラクサラ、10ギガビット対応のコンパクトギガビットスイッチ新モデルを発表~フォールトトレラントネットワーク対応で企業ネットワークのデータ通信量増加に対応~

アラクサラ、大容量データ通信に対応した高性能スイッチ新モデルを発表



アラクサラネットワークス株式会社は、企業ネットワークの進化に合わせ、データ通信量の増加に対応できるよう設計された、新型コンパクトギガビットスイッチを発表しました。この新モデルは、同社のフォールトトレラントネットワーク対応スイッチ「AX2500Sシリーズ」の拡張モデルであり、10ギガビットイーサネットのアップリンクポートを搭載することで、従来モデルよりも大幅な通信速度向上を実現しています。

止まらないネットワークを実現するAX2500Sシリーズ



AX2500Sシリーズは、高い信頼性と安定性を誇るスイッチシリーズとして知られています。その最大の特徴は、アラクサラ社が提唱する「止まらないネットワーク」を実現するためのSML(Split Multi Link)機能です。SML機能は、2台のスイッチ間でリンクアグリゲーションを行うことで、万が一、一方のスイッチに障害が発生した場合でも、もう一方のスイッチを経由して通信を継続させることができます。この機能により、企業の重要なネットワークインフラにおけるダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。

新モデルの特長:10ギガビットアップリンクポート



今回発表された新モデルの最大の特徴は、10ギガビットイーサネットのアップリンクポートの搭載です。企業ネットワークでは、データ通信量が年々増加しており、従来のギガビットイーサネットでは対応が困難になりつつあります。この10ギガビットアップリンクポートによって、ディストリビューションネットワークの帯域幅を大幅に拡張し、大容量データ通信をスムーズに処理できるようになりました。

省電力設計にも配慮



新モデルは、環境への配慮も考慮されています。未使用ポート省電力機能や装置スリープ機能などのダイナミック省電力機能を搭載することで、消費電力の削減に貢献しています。これらの機能は、運用コストの削減にもつながります。

ラインアップと価格



新モデルは、ポート数の異なる2種類のモデルが用意されています。

AX2530S-24T4X: 10/100/1000BASE-Tポート24個、10GBASE-R SFP+/SFPポート4個。予定価格:64万円~
AX2530S-48T2X: 10/100/1000BASE-Tポート48個、10GBASE-R SFP+/SFPポート2個。予定価格:100万円~

価格は税抜価格であり、詳細はアラクサラネットワークス株式会社にお問い合わせください。

Interop Tokyo 2011での展示



新モデルは、2011年6月8日から10日まで幕張メッセで開催されたInterop Tokyo 2011において展示されました。多くの来場者から高い関心を集め、その性能と信頼性が改めて評価されました。

アラクサラネットワークス株式会社について



アラクサラネットワークス株式会社は、「快適で安心して使えるネットワークを世界の人々に提供し、豊かな情報通信社会の実現に貢献する」ことを企業理念に掲げ、ネットワーク機器の開発、設計、製造、販売、保守サービスを提供しています。同社は、高品質で信頼性の高いネットワークソリューションを提供することで、企業や組織のネットワークインフラを支えています。

まとめ



アラクサラネットワークス株式会社の新型コンパクトギガビットスイッチは、増加するデータ通信量に対応するだけでなく、高い信頼性と省電力設計も実現した、企業ネットワークにとって理想的なソリューションと言えるでしょう。今後、企業ネットワークのさらなる発展に貢献することが期待されます。

会社情報

会社名
アラクサラネットワークス株式会社
住所
神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号新川崎ツインタワー西棟
電話番号

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