渋谷で多様な人々が集う防災イベント『もしもFES渋谷2025』開催決定

渋谷で防災意識を高める『もしもFES渋谷2025』のご案内

一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン、こくみん共済 coopの共催により、2025年8月30日(土)、31日(日)の2日間、代々木公園で「もしもFES渋谷2025」を開催します。このイベントは、渋谷に住む人、働く人、訪れる人など、幅広い方々を対象にした防災と減災の啓発を目的としています。

昨年の結果と新たな挑戦

2019年まで行われていた渋谷区総合防災訓練の流れを受け、2022年に初開催したこのイベントは、昨年の台風による中止を経て、再び新たな内容でリアルな災害体験を提供します。一昨年の「TOKYOもしもFES渋谷2023」では、22,000人以上の来場者があり、98.8％の方から役立ったとの声をいただきました。

今回のテーマは「災害時の生活のリアルを伝え、災害時のQOLを高めるためのもしもプロジェクト」となっており、多様なプログラムを企画しています。

防災にプラスの提案

展示内容

イベントでは、災害時に役立つモビリティや設備の展示が行われます。特に注目は、水素で発電しながら走ることができる電動アシスト自転車の展示です。長距離移動が可能で、非常用電源としての役割も期待されています。また、40m級のはしご車も初めて展示されるため、見逃せません。

体験型プログラム

「もしもの炊き出し体験」として、先着300名に無料でカレーを提供し、実際に炊き出しを体感できる機会も用意しています。また、防災グッズを使って災害に備える方法を楽しく学べる「防災×キャンプ」コーナーも登場し、キャンプグッズを利用したアイデアを学ぶことができます。

特に人気を集めるのが、タイガー魔法瓶による「魔法のかまどごはん」体験会です。電気がなくても炊きたてのごはんを楽しむことができ、キャンプや防災の際に大変役立ちます。他にも、トイレ展示やローリングストック研究会など、実用的な展示が多数予定されています。