摂南大学の農学部設置
2018-12-26 15:00:29

摂南大学が農学部設置に向けてJA北河内と提携し農業振興に注力

摂南大学がJA北河内と連携協定を締結



2020年4月に農学部の設置を目指す摂南大学(大阪府寝屋川市)は、JA北河内と包括連携協定を締結しました。この調印式は、2018年12月19日に枚方キャンパスで行われ、両者の結びつきの強化が期待されています。

本協定は、摂南大学とJA北河内の双方が持つ知識、技術、人材を活用し、農業振興や人材育成を目的としています。この協力により、地域の農家が直面している様々な課題の解決や情報の共有を進めることが可能になります。また、JA北河内が主催する農業まつりなどのイベントにも参加し、地域に根ざした活動を展開する計画です。

地域の農業振興に加え、本学では農業に関する見学実習を営農センターで行い、学生が実際の現場での経験を積むことを目指しています。こうした実践的な教育を通じて、学生は将来の農業の進展に寄与できるスキルを身につけることができます。

農学部設置の背景


摂南大学では、農学部の設置が計画されており、大阪府内では唯一の農学部となります。この農学部は、農業生産学科、応用生物科学科、食品栄養学科、食農ビジネス学科の4つの学科で構成され、340名の入学定員を予定しています。この背景には、農業分野への新たな人材の育成の必要性が高まっていることがあります。

農業の新しいビジョン


近年、農業の環境が急速に変化している中で、企業の農業参入やAI、ロボット技術の活用など、イノベーションが求められています。このため本学は、グローバルな視点での農業に関する知識や技能を習得し、課題解決に向けた実践的な人材を育成することを目指しています。

協定に基づく連携内容


1. 本学における教育・研究:JA北河内の協力を得た教育プログラムの実施。
2. JA北河内地区における農業振興:地域の農業を支えるための具体的支援。
3. 本学生の人材育成と交流:学外での交流機会を増やし、地域社会に貢献する人材を育てる。
4. 活動への参画:教員や学生がJA北河内の活動に積極的に参加。
5. 教育・研究圃場の調整:実践的研究を行うための圃場の整備。

摂南大学は、これらの活動を通じて、地域社会との連携を深め、農業振興に貢献することを目指しています。さらに、学生たちには多様な実践機会を提供することで、農業に対する理解を深め、未来の農業界での活躍を後押ししていく方針です。これにより、摂南大学は地域と連携しながら新しい農業の形を提案し続けます。

この連携を契機に、摂南大学の農学部が目指す教育の実現に向けて、さらなる成長が期待されます。

会社情報

会社名
学校法人常翔学園 摂南大学
住所
大阪府寝屋川市池田中町17-8
電話番号
072-839-9102

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