Vtuber実習授業が高校生に新たな学びの場を提供!
株式会社CrossVision(以下、クロスビジョン)は、2025年10月よりDXハイスクール採択校向けに実習型授業を開始することを発表しました。このプログラムでは高校生がVtuberの活動を通じて、実践的な情報技術の利用法を学べる機会を提供します。
教育現場におけるデジタル化の重要性
近年、クリエイターによる動画配信は社会に広がり、多くの高校生がYouTubeやInstagram、TikTokなどのSNSを積極的に利用しています。調査によれば、高校生の98.8%がこれらのプラットフォームを利用しており、動画制作は彼らにとって生活の一部となっています。一方、文部科学省はデジタル人材の育成を強化しており、特にDXハイスクールでは新たに約200校が採択され、各校に対して1,000万円の補助金が交付されます。このような背景から、動画制作や配信に関する教育が求められています。
クロスビジョンの取り組み
クロスビジョンは、若者に人気のVtuberというコンテンツを基にした授業プログラムを通じて、デジタル教育を推進します。このプログラムでは、3Dモデリング教育を提供する「しろくま3Dスクール」と連携し、Vtuberキャラクターの制作や動画配信技術を学べる実践的な経験を提供します。授業では、学生が実際に3DCGを使ってキャラクターを作成し、仮想空間での配信を通じて、視聴者とのインタラクションやコンテンツの企画・制作方法を学ぶことができます。
情報モラルとコミュニケーション教育
このプログラムには情報モラルやコミュニケーション教育も含まれています。学生は、著作権や肖像権、プライバシーに関する法律を理解し、インターネット上での適切な行動についても学ぶことができます。これにより、デジタル社会で求められる高いリテラシーと倫理観を身につけることが期待されます。
未来への展望
クロスビジョンの代表取締役、奥井颯平氏は、「動画配信が日常となった現代において、ネット活動には高度な技術とモラルが求められています」と述べています。学生がVtuber分野の実績を活かし、個々の才能を大切にしながらAI時代を生き抜くための技術を身につけることが目標です。
しろくま3Dスクール
「しろくま3Dスクール」は、初心者からクリエイター志望者まで幅広く学べる3Dデザインスクールです。実践的な授業を通じて、3Dデザインの技術や表現力を育てています。
講座プログラム
- - 講座: Vtuber制作を通じた実践的な情報技術活用実習
- - 提供期間: 2025年10月29日(水)から2026年3月まで
- - 講座詳細: ウェブサイトリンク
まとめ
このプログラムに参加することで、多くの高校生が将来のデジタル社会で活躍できるスキルや考え方を身につけることができるでしょう。クロスビジョンは、エンターテインメントと教育の融合を通じて、若者たちの創造力と倫理観を高めることを目指しています。