高齢者の転倒実態
2026-07-29 08:16:17

高齢者の転倒実態調査:94%が外出を怖がる現実とその対策

高齢者の転倒実態調査:94%が外出を怖がる現実とその対策



近年、都市部を中心に高齢者の転倒が問題視されています。その実態を明らかにするため、出張パーソナルトレーニングサービス「RioToRe(リオトレ)」が高齢者とその家族122名を対象に実施した調査の結果を紹介します。

調査概要


本調査は、2026年4月に行われ、RioToReのサービスを利用している高齢者が対象となりました。主に65歳から85歳の方々で、年齢層の81%が75歳以上というデータが示しています。調査方法は匿名アンケートで、複数回答も含まれています。

調査結果の要点


1. 高齢者の転倒経験


調査対象者の98.4%が過去1年間に転倒または転びそうになった経験を持っており、この中では転倒を原因とする人が59.8%、転びそうになった人が38.5%と高い数値を示しています。
居住空間における危険因子が少なくないことも確認されました。特に、屋外での転倒が46.7%を占め、続いて自宅の玄関や敷居での事故が37.5%、室内での事故が18.3%を占めています。

2. 外出への恐怖


転倒経験者の94.2%が「外出が怖くなった」と回答しました。この恐怖が、旅行や趣味、運動などの日常活動に大きな影響を与えており、実際に95.1%が旅行を控え、89.3%が階段の利用を避け、81.1%が趣味や運動をやめたことが明らかになりました。特に、これらの活動を制限することで、さらなる生活の質の低下が懸念されます。

3. 転倒への対策


興味深いのは、76.2%の高齢者が転倒対策を「何もしていない」と回答したことです。「何をすればよいか迷っている」「一人での運動が怖い」といった理由から、防止策が取られない状況が伺えます。これは、高齢者の心理的な障壁となり、行動制限を助長している可能性があります。

4. 理学療法士の出張トレーニング


一方で、理学療法士による出張トレーニングを受けた高齢者の86.9%が「歩行が安定した」と実感しており、81.1%が「歩ける距離が伸びた」と回答しました。また、58.2%の高齢者が「外出する回数が増えた」と述べています。これは、適切な運動が高齢者の自立性を高める可能性を示唆しています。

理学療法士の見解


この調査をまとめた理学療法士の八幡亮氏は、「転倒後症候群」と呼ばれる状態について警鐘を鳴らしています。転倒により外出を避けることで、活動量が減少し筋力が衰える悪循環。それを断ち切るためには、高齢者も安全な運動からスタートすることが重要です。

まとめ


本調査を通じて、高齢者の転倒に関する実態の深刻さが浮き彫りになりました。転倒による生活への影響は計り知れませんが、理学療法士の専門的なサポートにより、彼らの歩行機能の維持や改善が期待できることが示されました。高齢者自身が積極的にサポートを求め、運動を継続することで、より安心した生活を送れるよう努めていくことが求められています。


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会社情報

会社名
Rioグループ株式会社
住所
埼玉県越谷市蒲生南町19-74
電話番号
090-8118-9685

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