ブラザー工業、名古屋市から感謝状を受け取る
名古屋市が「東山動植物園いのちつなぐ基金」を支援する企業として、ブラザー工業株式会社に感謝状を贈呈しました。この活発な支援が評価され、ブラザーはプラチナパートナーとして認定されています。これにより、長年のコアラ舎建設の寄付や多様な支援活動が実を結んだ形です。
東山動植物園いのちつなぐ基金とは?
この基金は、名古屋市の東山動植物園の展示施設の整備や動物福祉、環境教育の向上を目的としたもので、資金を通じてさまざまな動植物の保護活動が行われています。2021年度からは、寄付金額に応じて支援法人をランク分けし、ブラザーはその最高位であるプラチナパートナーとして位置づけられています。
今回、2024年度に100万円の寄付を行うことが発表され、引き続き、この活動をサポートする意向が示されました。
長年の支援の歴史
ブラザー工業は1984年に、東山動植物園に初めてコアラが来園した際、コアラ舎の建設に寄付をしました。その後も学習展示施設「KOALA FOREST コアラの森」の設立や、コアラ&アジアゾウの命名式への参加といった多岐にわたる支援を続けてきました。また、2021年には東山動植物園とオフィシャル広報パートナー協定を締結し、環境教育や種の保存についての啓蒙活動にも積極的に関与しています。
贈呈式の様子
この感謝状の贈呈式は2月5日、名古屋市瑞穂区のブラザーミュージアムで行われ、名古屋市の広沢一郎市長から社長の池田和史氏に直接感謝の意が表されました。広沢市長は、ブラザーの長期にわたるサポートによって、コアラ舎の建設から始まったパートナーシップの重要さを強調し、今後の活動への期待も寄せました。
未来への展望
今後もブラザー工業は、東山動植物園との連携を深めながら、動物福祉や環境教育の充実を図るための支援を続けていく方向です。特に、現代の子どもたちに自然や動物に対する理解を深めてもらうことを重視しており、啓蒙活動を通じて未来の世代へより良い環境を引き継いでいくことが期待されています。
このように、ブラザー工業の支援は多方面にわたっており、動植物園内外での活動においても重要な役割を果たしています。
ブラザー工業のプラチナパートナーとしての活動は、市民と動植物のより良い関係を築く一助となるでしょう。今後の展開に目が離せません。