Skyhigh日本法人設立
2016-05-24 18:30:01

クラウドセキュリティの新たな波、Skyhighが日本市場へ本格進出

Skyhigh Networks、日本法人設立でクラウドセキュリティを強化



クラウドサービスの利用が進む中、企業におけるセキュリティがますます重要視されています。特に、「シャドーIT」と呼ばれる未承認のクラウドサービス利用は、企業にとって大きなリスクとなっています。そこで、これらの課題を解決するために、クラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)という概念が注目されています。

そのCASB市場のリーダーであるSkyhigh Networksが日本法人、スカイハイネットワークスジャパン合同会社を設立しました。これにより、日本国内でのCASBの普及を加速させることを目指します。日本法人を率いるのは、露木正樹氏で、これまでにも多くのセキュリティ関連企業での経験を有しています。

CASBがもたらす企業の安全性



Skyhigh Networksが提供する「Skyhigh Cloud Security Platform」は、企業がクラウドサービスを新たに活用するための安全な環境を整えます。このプラットフォームは、企業ユーザーが多くのクラウドアプリケーションを安全に利用できるよう、データ暗号化や監査、アクセス制御など様々な機能を備えています。

特に、Skyhighのシステムは米国のガートナー社が提唱するCASBの4つの柱、すなわち「可視化」、「脅威防御」、「コンプライアンス」、「データセキュリティ」を高いレベルで実現しています。これにより、企業は単なるクラウド利用から一歩進んだ、安全で管理された環境を手に入れることができます。

提携と技術の強化



日本においては、マクニカネットワークス社と代理店契約を結び、既に同社を通じて複数の企業がSkyhighのサービスを導入しています。これにより、企業が自社のセキュリティ要件に合わせたクラウドサービス利用を実現できるようサポートしています。

Skyhighでは、現在およそ17,000以上のクラウドサービスを監視・分析しており、各サービスのリスクを評価するための9段階のリスクレイティングを行っています。この分析に基づき、ユーザーは安心してクラウドサービスを利用できる環境を構築できます。

市場のニーズに応えるために



近年、企業のクラウド利用が急増する中、Skyhighのこうした取り組みは、クラウドセキュリティにおける新たなスタンダードを形成しつつあります。特に、企業が持つデータの安全性を確保することは不可欠であり、Skyhighはそのリーダーシップが期待されています。今後も様々な企業に対してその普及を促進する活動が続けられることでしょう。

まとめ



Skyhigh Networksの日本法人設立は、クラウドサービスの安全性を高めるための重要なステップです。これにより、企業のクラウド移行が促進され、セキュリティ面でも安心して新しい技術を活用できる時代が到来することが期待されています。これからの展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
スカイハイネットワークス Inc.
住所
Suite 400 Campbell, CA 95008900 E. Hamilton Ave.
電話番号

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