年末の大掃除前に知るべき汚れランキング
年末が近づくにつれ、家の中が気になる季節となります。特に、年末の大掃除を控え、普段は見て見ぬふりをしている場所があるかもしれません。花王株式会社が実施した調査によると、実に75%の人が日常生活の中で「掃除が必要だと認識しているが後回しにしている場所がある」とのこと。そこで今回は、汚れが空気中を漂うこの時期に、気を付けるべき場所とその理由をご紹介します。
“見て見ぬふり”に注意!
調査で最も多かったのは「窓のサッシやレール、溝」で、56%の人が放置しているという結果が出ました。続いて「浴室のカビ」が52%、「冷蔵庫の裏や下」が51%となっており、これらは掃除が億劫になりがちな場所です。特に、窓のサッシや浴室は普段目にすることが多いため、いつの間にか汚れが溜まっていることに気づかないという声も多く聞かれます。
このように、普段は掃除が手間だと思われる場所が後回しになってしまう傾向があります。さらに、換気口や照明器具の笠、テレビの裏など、普段目に入りにくい場所も多く、つい掃除ができずにいた経験者は多いのではないでしょうか。特に若い世代では、この傾向が顕著に現れているようです。
理由は「面倒くさい」?
掃除をしない理由について尋ねたところ、「面倒くさい」が61%と最多の回答を得ました。続いて「取りかかるのが億劫」(52%)、「時間がない」(34%)や「掃除のやり方が分からない」(30%)という理由も上位に挙げられています。このように、忙しい日常生活や掃除の技術不足が、掃除を後回しにする要因となっているのかもしれません。特に仕事や育児で忙しい層においては、こうした理由が多く見られました。
ただし、忙しい中でも工夫をして掃除を手伝う家族の協力がある場合や、少しずつ掃除を進めることで、これらの課題を乗り越えている人も多くいます。徐々に掃除を進めるというスタンスが、今後の家事を楽にするコツかもしれません。
まとめ
年末の掃除は避けては通れない道です。しかし、日頃から気になる場所を少しずつ掃除していくことで、年末の負担が軽減されることがわかりました。特に、窓のサッシや浴室、冷蔵庫の裏など、普段見えにくいところに着目し、あらかじめ少しずつ掃除を進めておくことで、年末の大掃除が効率よく行えるでしょう。この機会に、ぜひ家の見逃しがちな場所を確認してみてはいかがでしょうか。
詳細な調査結果やさらに多くの情報は、
My Kaoくらしラボをご覧ください。