新しい共創空間「co-niwa Econifa」の誕生
株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:湊 宏司)は、東京大学において国産木材を活用した共創空間『co-niwa Econifa(コニワ エコニファ)』を開設しました。このスペースは、学生と教員が日常的に集まり、新しいアイデアや価値を生み出すことを目的とするコミュニケーションの場として設計されています。
「co-niwa Econifa」の意義
『co-niwa Econifa』は、「ともに(co)」と「庭(niwa)」というコンセプトに基づいて命名されました。この空間は、自然と人が調和する環境を志向しており、専門や立場を超えた偶然の出会いや議論を促進します。これにより、学生と教員が新たな学びや研究テーマを見出すためのインスピレーションを得ることが期待されています。
さらに、特に注目すべきは、国産木材を用いた大型テーブル『silta(シルタ)』や『vertebra03 WOOD(バーテブラ03ウッド)』などが導入されている点です。これらの家具は、イトーキが提唱する『Econifa』の理念を体現し、温かみのある空間を演出しています。
国産材の活用に向けた取り組み
また、このプロジェクトは、農林水産省との協定に基づき、2025年までに国産材を3,250㎥使用することを目指しています。このアイデアは、国産木材に対する需要を高めると同時に、森林資源の循環利用を促進するものです。
イトーキが展開する『Econifa』では、国産木材の活用を通じたさまざまなソリューションを提供しています。2010年の設立以来、自治体や森林組合、そして家具製造業者と協力し、木材の選定からデザイン、製作までの一貫したノウハウを蓄積してきました。これにより、環境配慮型の企業や教育機関が全国的に広がり、持続可能な開発に寄与しています。
科学的根拠に基づく活動
最近では、国産材の家具がオフィス環境に与える心理的および生理的効果について、大学や研究機関と共同で実証実験を行ています。その結果、木質空間がストレスの軽減や心理的快適性、調湿効果においてポジティブな影響を及ぼすことが確認されています。これらの研究成果は、働く人々の生産性向上に寄与し、企業の人的資本経営を強化する重要な要素となっています。
未来への展望
イトーキは今後も、国産材の利用と科学的データに基づいた空間価値の創造に取り組んでいきます。このような活動は、持続可能な経営の実現と、労働者のウェルビーイング向上に向けた大きな一歩となるでしょう。
詳細な情報については、イトーキの公式サイトをご覧ください:
Econifaについて詳しくはこちら
また、東京大学大学院の恒次教授との対談記事もぜひご覧ください:『木があるだけで、もっと気持ちよい場所になる』