SOMPOとシュナイダーエレクトリックが脱炭素社会実現に向けた協業を開始

損害保険ジャパン株式会社(損保ジャパン)、SOMPOリスクマネジメント株式会社(SOMPOリスク)、シュナイダーエレクトリックホールディングス株式会社(シュナイダーエレクトリック)の3社は、企業の脱炭素化の推進および気候変動に関する課題解決を目指し、新たな協業を開始しました。本協業は、特に日本における脱炭素社会の実現に向けた強固な支援体制を築くことを目的としています。

近年、企業に求められる気候変動対策はますます複雑化しており、炭素排出の算定や気候変動リスクの開示などがビジネス戦略に欠かせない要素となっています。このような状況を踏まえ、協業によって3社の強みを活用し、企業が直面する多様で複雑な課題に対して、「ワンストップ」で支援することを目指します。

具体的には、まず企業が脱炭素化に取り組む際に意識すべき、世界水準のトレンドやノウハウについて情報提供を行います。これには、損保ジャパンの広範な顧客ネットワークを通じて実施するセミナーやイベントが含まれ、再生可能エネルギー市場の最新トレンドや電力の購買契約(Power Purchase Agreement: PPA)に関する解説、カーボンフットプリントの見える化などが提供されます。これにより、企業はグローバルな知見を持った上で、自社の脱炭素化を推進できるのです。

3社それぞれの強みと役割


  • - シュナイダーエレクトリック
シュナイダーエレクトリックは、エネルギーマネジメントおよびオートメーションのデジタルトランスフォーメーションにおいて、グローバルリーダーです。同社は、3,300人以上のサステナビリティ専門家を抱え、PPAの契約締結支援においても20GW以上の実績があります。協業においては、日本企業の脱炭素化対応を支援し、グローバルな専門知識を提供します。

  • - SOMPOリスク
SOMPOリスクは、環境関連のコンサルティングに長年取り組んできた経験を持ち、脱炭素化に向けたロードマップ作成や省エネ診断などのサービスを提供しています。協業の中では、企業のニーズに即した長期的な支援が求められるでしょう。

  • - 損保ジャパン
損保ジャパンは、早くから気候変動対策に取り組んできており、再生可能エネルギー関連の保険やソリューションを提供しています。このネットワークを活用して、顧客のニーズを把握し、脱炭素化を推進するための支援を行います。

この協業によって、3社は各々の知見とリソースを結集し、より広範な顧客へのサービス提供体制を構築します。企業が脱炭素化に向けた実行可能な戦略を立てる際に、役立つ多面的な支援を行うことで、脱炭素社会の実現に寄与することを目指しています。今後、この取り組みがどのように展開されていくのか、目が離せません。

会社情報

会社名
シュナイダーエレクトリックホールディングス株式会社
住所
東京都港区芝浦2-15-6 オアーゼ芝浦MJビル
電話番号
03-5931-7651

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