三菱食品とSENSY、AI活用で食品流通の未来を切り拓く
三菱食品株式会社が、パーソナル人工知能の開発を手がけるSENSY株式会社への出資および業務提携を発表しました。この提携は、AI技術に基づいた新たな食品流通サービスの創出を目指すものです。
出資の背景と目的
三菱食品は、「MS Vision 2030」に基づく成長戦略の一環として、クラウドサービスの活用に力を入れています。AI技術を活用することで、データ活用基盤を強化し、業務の効率化と高度化を図る狙いがあります。今回の提携は、これらの戦略を加速させる重要なステップとなると考えられています。
SENSYの技術力
SENSYが持つ感性データ解析技術は、顧客行動の予測や需要予測において高い実績を誇ります。これにより、食品流通業界における業務の革新が期待されています。SENSYの提供するSENSY CLOUD基盤やAI専任人材と、三菱食品の事業基盤を組み合わせることで、よりスマートな食品流通のサプライチェーンを築くことを目指しています。
環境への配慮と持続可能な社会の実現
三菱食品は、食のビジネスを通じて持続可能な社会の実現を目指しています。SENSYとの協業を通じて、環境への配慮やサステナビリティを重視した事業展開を進め、相互の企業価値を向上させる取り組みを強力に進める方針です。このような活動によって、食品業界全体に良い影響を与えることを期待しているのです。
SENSYと三菱食品の紹介
SENSY株式会社
- - 設立: 2011年11月
- - 所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目27番5号
- - 代表者: 渡辺 祐樹(代表取締役CEO)
- - 事業内容: パーソナル人工知能の開発やコンサルティングを主な事業として展開しています。
三菱食品株式会社
- - 設立: 1925年(大正14年)3月
- - 所在地: 東京都文京区小石川一丁目1番1号
- - 代表者: 京谷 裕(代表取締役社長)
- - 事業内容: 国内外の加工食品、低温食品、酒類、菓子の卸売に加え、物流事業や関連サービスを手掛けています。
このように、三菱食品とSENSYの提携は、業界の新しい可能性を切り開くことを目指しており、特にデジタルトランスフォーメーションの文脈で食品業界が進化していく姿が期待されています。