三菱地所ホーム、ANDPAD全社導入で業務効率化を図る
近年、建設業界は様々な課題に直面しています。特に、人材不足や労働生産性の低さが問題視されている中、三菱地所ホーム株式会社が新たな試みとして、クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を全社的に導入しました。
ANDPAD導入の背景
三菱地所ホームは1984年に設立され、戸建住宅の設計施工を中心に事業を展開してきました。同社は、すでにリフォーム事業や新築注文住宅事業においてANDPADを活用しており、今回分譲用戸建住宅の建設事業においても導入を進めることで、全社的な業務改善を目指しています。
建設業界では、2025年4月からの新たな「省エネ基準適合義務化」や「BIM図面審査」の導入に伴い、業務の複雑化が進行中です。こうした背景から、三菱地所ホームはANDPADを用いることで業務の効率化と品質向上を図る意向です。
ANDPADの活用事例
リフォーム事業
リフォーム事業では、高価格帯の商品・サービスを提供するため、仕様変更が多く、業務が煩雑になりがちでした。ANDPAD導入後、日々の業務報告が標準化され、特に急な仕様変更にも迅速に対応できる体制が整いました。これにより、生産性が向上し、業務の平準化が進むことが期待されています。
アフターメンテナンス事業
協力施工店の情報共有が非効率的だったアフターメンテナンス事業では、ANDPADによりスケジュール管理とリスクアセスメントが効率化されました。外出先からの情報確認が可能になったことで、業務の時間短縮と安全管理の向上が達成されています。
新築注文住宅事業
新築注文住宅事業でも、工期を厳守するための施策が進行中です。ANDPADを利用した「生産ダッシュボード」によって、施工物件数や各メンバーの業務量の可視化が進み、作業効率が高まっています。この結果、業務時間の削減や、計画的なリソース配分が可能になったと言います。
分譲用戸建住宅の建設事業
分譲用戸建住宅の建設事業においては、従来のアナログな運用から脱却し、ANDPADを中心とした業務改善が進められています。これにより、現場との連絡が円滑になり、業務効率の向上が期待されています。
結論
三菱地所ホームのANDPAD導入は、建設業界の課題解決と業務の効率化を進めるうえで、重要な一歩となるでしょう。業務の高度化が求められる現場において、クラウド型管理サービスは、今後ますますその重要性を増していくことが予想されます。その過程を通じて、同社の「真に価値ある住まい」の提供がいっそう進展することを期待したいです。