阪神・淡路大震災30年特別番組 - 「いのちのラジオ2025」が放送
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から、まもなく30年が経とうとしています。これを記念して、関西のAMラジオ局が連携し、防災・減災の意識を向上させる特別番組「いのちのラジオ2025」を制作しました。この番組は、災害からの教訓を振り返りながら、次世代への知恵を繋げることを目的としています。
番組概要
- - 番組名: いのちのラジオ2025
- - 放送日時: 2025年1月17日(金)20:30~22:00
- - 放送局: ラジオ大阪(AM1314kHz・FM91.9MHz/radiko)及び、参加各局で別日程にて
この番組には、妹尾和夫さんや山之内すずさん、東北大学の佐藤翔輔准教授が出演し、過去の災害教訓や実際の防災・減災の取り組みについて議論します。特に、阪神淡路大震災を当時経験した子どもたちの作文も朗読される予定で、彼らの素直な表現から私たちが学ぶべきことがたくさんあります。
番組内容の詳細
AMラジオ災害問題協議会に参加している7つの放送局が共同で制作するこの番組では、災害教訓の共有や避難手段、さらには観光と防災の関連性に至るまで、多角的な視点から記事を紹介します。地域ごとの特色も考慮され、各局がそれぞれの強みを生かした内容が展開されるため、リスナーにとっては楽しみながら学べる絶好の機会となるでしょう。
また、山之内さんは災害を体験した子どもたちの過去の作文を朗読し、彼らの視点が今の私たちに何を語りかけるのかに焦点を当てます。これにより、震災を知らない世代にも、その教訓が生きる意義に気づかせることが期待されます。
AMラジオ災害問題協議会について
AMラジオ災害問題協議会は、1993年に結成され、NHK大阪放送局と関西の民放AMラジオ局が参加しています。災害時におけるAMラジオの重要性を広く認識し、毎年共同で特別番組の制作や、防災に関するレポートの放送を行っています。現在、参加しているのは以下の放送局です:
- - ABCラジオ
- - MBSラジオ
- - ラジオ大阪
- - ラジオ関西
- - KBS京都
- - 和歌山放送
- - NHK大阪放送局
出演者コメント
妹尾和夫
「30周年を迎えるにあたって、私たちの心にはその記憶が色濃く残っています。震災を通じて命の大切さを再認識し、過去の教訓を未来に伝えていくことが私たちの使命です。皆さんとともに、教訓を心に刻む時間を持ちましょう。」
山之内すず
「阪神淡路大震災を知る立場にない私ですが、その教訓を胸に抱き、いかに次世代に伝えていくべきか、真摯に考えたいです。視聴者の皆さんとともに、あの時の教訓を未来へ繋げる努力を続けて行きます。」
公式HP
詳しい情報は
ラジオ大阪の公式ホームページをご覧ください。