未来を切り拓く中高生たちの挑戦　STEAM JAPAN AWARD 2025表彰式

STEAM JAPAN AWARD 2025 のオンライン表彰式が終了

2025年のSTEAM JAPAN AWARDが無事に開催され、今年で5回目を迎えました。本イベントはSTEAM JAPAN AWARD実行委員会主催、公益財団法人日産財団の協賛、文部科学省の後援を受けています。全国の中高生から寄せられた素晴らしいアイデアの中から選ばれた受賞作品が発表され、多くの感動を呼び起こしました。

表彰式のハイライト

オンライン表彰式では、審査委員長である東京理科大学の特任副学長、宇宙飛行士の向井千秋氏が審査の結果を発表しました。また、特別審査員として参加した公益財団法人日産財団の理事長、久村春芳氏も受賞作品を称賛しました。両者からは、応募作品がどのように社会問題を捉え、具体的な解決策へとつながっているかが強調され、参加者たちの努力が認められました。

一方で、一次選考を通過した作品については、特設サイトでその詳細を見ることができます。興味のある方はぜひ訪れてみてください。

STEAM JAPAN AWARD 2025公式サイト

学びと成長の芽生え

審査委員長の向井氏は、受賞者たちへのメッセージの中で、「自分事」として社会問題を捉えることの重要性を語りました。彼の言葉によると、今の不透明な時代において、共に知恵を共有し、行動することが未来を切り拓く鍵となるそうです。

また、久村氏も同様に、各作品の社会問題へのアプローチに慄然とし、技術を用いて多くの人々を巻き込む姿勢が評価されました。彼は、このような活動が中高生にとっての将来を考える上で大変貴重なトレーニングになると述べています。

「鍛えることが自分自身を高め、社会全体をも高めていく」と彼は強調しました。

未来を見据えて

向井氏はまた、宇宙開発を通じて得た「ビッグピクチャー」を意識することの大切さを説明しました。広い視点から物事を観察し、自分の専門分野へと絞り込む過程こそが、未来の成功体験につながると信じています。このプロセスを通じて、若者たちは社会への貢献を考える力を身につけることができるのです。

最後に、今回の表彰式では多くの若者たちが自らの力だけではなく、それを社会にどう役立てるか真剣に考えている姿が示されました。向井氏は、そうした志を持つ生徒たちによって明るい未来が訪れることを信じています。

オンラインイベントの視聴

審査結果が発表されたオンラインイベントは、YouTubeでアーカイブ視聴が可能です。興味のある方はぜひご覧になってください。

YouTubeアーカイブ視聴

より良い未来を築くため、次世代のリーダーたちに期待がかかります。STEAM JAPAN AWARD 2025は、その一助となることでしょう。