IMPACT SHIFT 2025
2025-02-25 15:04:14

感覚過敏に配慮した新たな試み「IMPACT SHIFT 2025」のカームダウンスペース

感覚過敏に配慮した新たな試み「IMPACT SHIFT 2025」のカームダウンスペース



2025年3月1日(土)から3月2日(日)、東京で開催される「IMPACT SHIFT 2025」において、感覚過敏研究所がカームダウン・クールダウンスペースの設営をサポートします。この取り組みは、感覚過敏やパニック障害、精神的なストレスを抱える方々が安心して参加できる環境を整えることを目指しています。

カームダウン・クールダウンスペースとは?



カームダウン・クールダウンスペースは、光や音などの刺激によって不快感を抱く方が、周囲からの視線や音を遮断しながら心身を整えるためのスペースです。このコンセプトは、2020年に日本産業規格(JIS規格)に追加されたピクトグラムによって表示されるもので、多くの公共施設や福祉施設で導入が進められています。

イベント会場での必要性



イベント会場では、多くの人々が集まり、音や光による刺激が溢れています。そのため、感覚過敏やパニック障害、知的障害を持つ方々にとっては、このような環境が大きなストレスとなります。これまで参加を躊躇していた方々も、カームダウンスペースの設置によって安心して足を運べるようになることが期待されています。

アンケート結果から見る現状



感覚過敏研究所の実施した調査によれば、なんと89.1%の人が感覚過敏を理由に外出を諦めた経験があると回答しています。このような結果が示すように、カームダウン・クールダウンスペースの必要性は高まっており、行政や企業、そして家庭においても、その普及が強く求められています。

IMPACT SHIFT 2025での取り組み



今回の「IMPACT SHIFT 2025」では、専用のカームダウンボックスを使用せず、会場に設けられたパーテーションや空き部屋を利用して、カームダウンスペースを設置する予定です。この試みは、今後のイベントやカンファレンスにおけるカームダウンスペースの拡充へつなげる起点として機能することを目指しています。

設置場所については、イベント当日に現地で案内される予定です。加えて、感覚過敏研究所の所長である加藤路瑛が、このスペースの設営に直接協力し、イヤーマフやセンサリーバッグの貸し出しも行う予定です。

感覚過敏研究所の活動について



感覚過敏研究所は、「五感にやさしい空間づくり」を目指し、独自のカームダウン・クールダウンスペースを企画・提案しています。関連商品やサービスの提供にも力を入れており、日本で唯一の専門店を展開しています。

感覚過敏研究所ロゴ

イベントの詳細は以下の通りです:

結論



感覚過敏に対する理解と配慮が進む中、この「IMPACT SHIFT 2025」でのカームダウンスペース設置が一つの重要なステップとなることが期待されます。今後も、感覚過敏を持つ方々が安心して参加できる環境を整えるための取り組みが広がっていくことを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社クリスタルロード
住所
東京都中央区日本橋横山町6-14日本橋DMビル5階
電話番号

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