コーチがWNBAとのパートナーシップを発表、ファッションとスポーツの融合へ

コーチは、全米女子バスケットボール協会（WNBA）との新たなパートナーシップを発表し、バスケットボールのみならずさまざまな活動を通じて「勇気を持って自分自身を表現すること」を推進しています。この提携により、コーチはWNBA公式のハンドバッグパートナーとなり、両者の相乗効果でファッションとスポーツの関係を深めることが期待されています。

今回の提携は、コーチのブランドパーパスである「Courage to Be Real（リアルに生きる勇気）」との理念を共有するもので、バスケットボール選手たちやファンが自分の個性を表現しやすい環境を作り出すことを目指しています。特に、選手たちがコート上でもコート外でも自由に自分を表現し、自信を持つことができるようインスパイアされる機会を提供することを重視しています。

この新しいパートナーシップは、2025年4月14日にニューヨークのThe Shedで開催された「WNBAドラフト2025」を皮切りに始まり、今後はシーズンを通じてさまざまなイベントでのコラボレーションが予定されています。特にWNBAドラフトオレンジカーペットでは、期待の新ルーキーたちが華やかに登場し、コーチがプレゼンティングパートナーとしてその場に立ち会いました。

さらに、コーチはWNBAで特に先進的なLGBTQ+プログラムである「WNBA Pride」のプレゼンティングパートナーにも参加し、多様性の重要性を認識し、称賛しています。このプログラムは、全米のテレビ中継でも取り上げられる予定で、選手たちの個性やストーリーを強調する内容が盛り込まれている「Pride Is Love」という限定コンテンツシリーズにも注力しています。

コーチの最高マーケティング責任者であるジューン・シルバーステイン氏は、「コーチとWNBAの共同で、自分らしさを表現することに力を入れることで、選手たちだけではなくファンにもインスパイアを与えたい」と語っています。両者の強い信念がこのパートナーシップを支え、スポーツとファッションが交わる新たな遊び場として、今後ますますの発展が期待されます。

また、コーチはWNBA選手の中から選ばれた5人と特別なパートナーシップを結び、彼女たちの個性やストーリーを広めていく方針です。これにより、コーチはスポーツ界で個性を持つ異なる選手たちを支援すると共に、高いパフォーマンスを見せるアスリートたちの絆を強化する活動に貢献します。

さらに、AT&T WNBAオールスター2025のアソシエイトパートナーとしてもコーチが関与する予定で、スポーツ、ファッション、音楽、カルチャーが融合したイベントにおいても存在感を示すでしょう。これにより、コーチのブランディングとWNBAが交わる新しいムーブメントが勃興するのです。

最後に、コーチは1941年にニューヨークで設立されたグローバルファッションブランドとして、クリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァースのビジョンが反映されています。誰もが自分らしくいることを大切にし、美しい製品作りに注力する姿勢は、多くの人々に愛され続けています。コーチは、今後もWNBAとのパートナーシップを通じて新しい価値を生み出していきます。