踏切に魅せられる子どもたちのために
2025年6月18日、イカロス出版から登場した『おもしろ踏切大百科』は、踏切に特化した子ども向けの写真絵本です。鉄道や乗り物に興味を持つ子どもたちにとって、踏切は単なる交通の遮断ではなく、非常に魅力的な存在です。本書は、その魅力を存分に伝えるために、様々な視点から踏切を詳しく解説しています。
踏切は子どもたちの夢中に
大人にとっては時として煩わしい存在である踏切ですが、子どもにとってはその音や動きがとても魅力的です。「カンカンカン」と鳴る警報音や、点滅する警報灯は、まるでおもちゃのように感じられることもあります。『おもしろ踏切大百科』では、子どもたちがより一層踏切に興味を持ち、楽しむための情報が満載です。
内容の充実性
本書の特徴は、単なる子ども向けに留まらず、内容の充実した構成にあります。基礎知識として、踏切の種類や各装置の役割について詳しく解説。X型の踏切警標や遮断機、遮断桿など、様々な装置がどのように機能しているのかを理解することができます。このような知識を深めることで、踏切の奥深さを体感することができるでしょう。
また、全国のユニークな踏切を紹介し、それぞれの特徴や魅力を引き出しています。さらには、実際にメーカーである東邦電機工業株式会社に取材を行い、踏切に使われる警報灯の進化についても知ることができるのです。
QRコードで動画も楽しめる
本書の特別なポイントとして、鉄道系YouTuberのchokkyさんが監修を行い、彼のチャンネルへのQRコードも掲載しています。これにより、踏切の装置や音、動きなどを動画で楽しむことが可能です。これらの動画は、実際の踏切の動作を見ながら理解を深める手助けとなるでしょう。
誰におすすめ?
この絵本は、踏切に興味を持っているお子さまやお孫さんがいる家庭に特にピッタリです。また、図書館や児童施設などでも、子どもたちが手に取りやすい一冊です。さらに、イカロスのりものKidsシリーズを揃えている方にとっても、コレクションの一部として楽しむことができます。
書誌情報
- - シリーズ名:イカロスのりものKids
- - 書名:おもしろ踏切大百科
- - 発売日:2025年6月18日(水)
- - 仕様:B5判 / 80ページ
- - 定価:1,760円(本体1,600円+税10%)
- - ISBN:978-4-8022-1618-0
この絵本を通じて、子どもたちが踏切の世界に夢中になるきっかけを提供してくれることでしょう。