ロシナンテスと電力
2020-10-09 13:00:05

ロシナンテスがハチドリ電力に参加し自然エネルギーの普及を促進

ロシナンテスがハチドリ電力に参加



認定NPO法人ロシナンテスが、自然エネルギーに関する新しい取り組みとして、ハチドリ電力に参加しました。このサービスは、CO2を排出せず、実質的に100%自然エネルギーを提供することを目的としています。ハチドリ電力は、電力を利用するすべての人が、環境保護だけでなく社会問題にも貢献できる仕組みを提供しているのです。

ハチドリ電力とは?



社会活動への寄付


ハチドリ電力の大きな特徴の一つは、利用者の電気料金の1%が、事前に選んだNPOや社会活動へ寄付される点です。この寄付は、電気料金とは別に行われ、具体的な活動報告を通じて寄付先の活動状況を知ることができます。

環境に優しい電力


ハチドリ電力では、利用者が電気を使用する際に、CO2を排出せずに済む工夫がされています。売電全量分を非化石証書(FIT)として供給することで、実質的に「100%自然エネルギー由来」の電気を提供可能です。これにより、利用者は安心して電気を使うことができます。

発電所の拡充


電力を利用する際、ハチドリ電力では電気料金の1%が自然エネルギーの基金として貯められます。この仕組みは、使用すればするほど新たな自然エネルギー発電所が増えるという「追加性」を持っています。投資した分が広がることで、より多くの自然エネルギー源を育成するサポート体制が築かれています。

ロシナンテスの取り組み


NPO法人ロシナンテスは、主に途上国における医療支援活動を行っています。特にアフリカのザンビアやスーダンで、病院や医師が不足している地域に医療を届けるために活動しています。彼らの取り組みには、巡回診療や診療所の建設、妊産婦支援、水のインフラ整備などが含まれます。

巡回診察

特に社会インフラが未整備の地域では、医療サービスが必要な人々が適切に診療を受けることが困難です。ロシナンテスは、医療チームを編成し、村々を訪れる巡回診療を導入。これにより、地域住民の健康をサポートしています。

診療所建設

医療施設が不足する地域で、緊急時に迅速な対応ができないことが命にかかわります。ロシナンテスは、安定した医療提供のために診療所の建設にも取り組んでいます。

妊産婦支援

サブサハラ・アフリカでは妊産婦死亡が高い状況が続いています。ロシナンテスは、出産環境の改善や栄養改善事業を通じて、妊産婦と赤ちゃんの命を守るための努力を続けています。

水のインフラ整備

清潔な水が不足する地域では、医療活動もうまくいきません。ロシナンテスは、給水設備の設置や古井戸の改修を行い、水の衛生環境の向上を図っています。

結論


今回のハチドリ電力への参加により、ロシナンテスは環境面と社会貢献の両方での活動を大きく進展させることができます。理事長の川原尚行氏は、「私たち個人の力は微小かもしれないが、皆が協力することで社会に良い影響をもたらせる」と述べています。この取り組みを通じて、より多くの人々が環境と健康に関心を持ち、行動を起こすことが期待されます。

ハチドリ電力は、環境意識の高い電力利用者にとって新たな選択肢。今後も注目が集まる取り組みと言えるでしょう。

会社情報

会社名
認定NPO法人ロシナンテス
住所
福岡県北九州市小倉北区古船場町1-35北九州市立商工貿易会館7階
電話番号
093-521-6470

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