新時代の「小倉織」を体験するハギレ展のご紹介
「小倉 縞縞」は、日本の伝統的な織物である小倉織を新たな視点から展開しています。その中でも注目を集めているのが、残布や残糸を活用した「ハギレ展」。このイベントは、オンラインとオフラインが組み合わさった独自の開催形式を採用しており、訪れる人々に新たな体験を提供します。
ハギレ展の目的と背景
ハギレ展は、工場の端材や通常は使用されない残布、耳糸などをセットにして販売することで、サステナブルなものづくりを広め、リサイクルやアップサイクルの楽しさを体感してもらうことを目的としています。これにより、製品を作る際に出る残布や生地を有効活用し、環境への配慮も示しています。
例年、このイベントは多くの人々の支持を集め、実店舗前に行列ができるほどの人気を誇っています。しかし、昨年は新型コロナウイルスの影響によりリアル開催が難しく、初めてオンラインでの開催に挑戦しました。その結果、遠方のお客様にも小倉織に触れる機会が与えられ、大変好評だったとのことです。
今年のハギレ展では、オンオフの融合が実現。「withコロナ、afterコロナに向けた新しい形」として、織物業界における新スタンダードを確立するとともに、より多くの人々に小倉織を知ってもらうチャンスとなっています。
オンラインとオフラインの開催内容
【オンライン】
オンライン商品ラインナップ:
- - ハギレ詰め合わせS (100g):1320円(税込)
- - ハギレ詰め合わせM (150g):2200円(税込)
- - ハギレ詰め合わせL (200g):3300円(税込)
- - くりぬきハギレセット(小・中・大): 1100円〜3300円
- - WEB限定ハギレ福袋:5500円(税込)
【オフライン】
- - 開催場所:小倉 縞縞本店
- - 住所:〒803-0814 北九州市小倉北区大手町3-1-107
- - 開催時期:11月14日(日)まで
- - TEL: 093-561-8152
- - 営業時間:10:00-18:00(定休日 水曜日)
オフライン商品ラインナップ:
- - ハギレ量り売り:165円/10g(税込)
- - ハギレ詰め合わせL (200g):3300円(税込)
- - くりぬきハギレセット(小・中・大):1100円〜3300円
縞縞クリエイターズコンテスト
さらに、ハギレ展に合わせて「縞縞クリエイターズコンテスト」が開催されます。小倉 縞縞の生地やハギレを使用した作品をInstagramに投稿し、さまざまなジャンルで作品を競い合います。入賞者には非売品の生地や特別なアイテムが授与されるため、クリエイターにとっては大きなチャンスとなることでしょう。
【応募条件・方法】
- - 応募期間:2021年12月1日(水)〜2022年1月10日(月/祝)
- - 応募方法:@kokura_shimashimaをフォローし、作品に関する情報をテキストとして記載した上で、指定のハッシュタグをつけて投稿する。
また、小倉織自体の歴史も見逃せません。江戸時代初期から続くこの伝統織物は、独特の立体感と色のリズムが特徴で、徳川家康も愛用したと言われています。その技術は戦争を経て一度途絶えましたが、1984年に復元され、現在は現代版小倉織として多様な製品が展開されています。
まとめ
「小倉 縞縞」のハギレ展は、サステナブルなものづくりを体感できる貴重なイベントです。オンラインとオフラインの両方で開催されることで、より多くの人々に小倉織の魅力を届けられること間違いありません。多くの方の参加を期待しています。