ポリプラスチックスが新グレードのメカニカルリサイクルPPSを発表
ポリプラスチックス株式会社が、新たなメカニカルリサイクルPPSのグレード「1140A1R00」と「1140A1R30」を今後上市することを発表しました。この新製品は、環境への配慮を持ちながら高品質なプラスチックを提供する取り組みの一環です。メカニカルリサイクルPPSは、ガラス繊維を40%強化したもので、工業界において注目されています。
メカニカルリサイクルの特徴
本製品は、「オープンPIRメカニカルリサイクルスキーム」に基づいて製造されています。具体的には、クライアントから回収した工程端材を利用し、厳格な検査や再処方を経て高品質な製品となっていくプロセスが確立されています。この取り組みは、持続可能な開発目標に貢献するものでもあります。
高品質の製品化プロセス
新グレードのPPSは、以下のようなステップを経て製品化されます:
- - 原料調達:ポリプラスチックスの基準を満たすパートナー企業から、ガラス繊維強化PPSの端材を回収。
- - 製品化:検査、金属除去、再処方を実施し、バージン材と同じ品質保証体制で製品化。
- - 販売モデル:ポリプラスチックスの販売網を通じてグローバルに提供。
なお、リコンパウンディング・サービスとして、製造過程で発生するスプルーやランナーなどの端材は、廃棄せずに回収・粉砕し、再コンパウンドしペレット化します。このプロセスにより、新たな製品としての再生が可能となります。
今後の展望
ポリプラスチックスは、リサイクル材料を原料の一部に活用することで、製品の品質を保ちながらもバージン材の使用量を削減する方針です。これにより、製品のカーボンフットプリントを低減し、環境に配慮した企業活動を推進しています。2023年度よりこの取り組みを具体化し、現在も成形端材の安定的な回収を進めています。
品質安定化と新技術の導入
製品の品質を安定させるため、ポリプラスチックスは金属除去技術の向上に力を入れており、粉砕条件の最適化により金属混入の発生を大幅に下げています。また、外部企業と協力することで新たな技術の導入も模索しています。
DURAFIDE®というブランド名は、ポリプラスチックスが保有する登録商標であり、今後の製品展開にも期待が寄せられています。
会社概要
ポリプラスチックス株式会社は1964年に設立され、東京都港区に本社を置いております。事業内容は各種ポリマー及びプラスチックの製造と販売で、資本金は30億円です。代表取締役社長の宮本仰氏がリーダーシップをとり、持続可能な社会の実現に向けた努力を続けています。
最後に
新グレードのPPSが市場に提供されることで、環境に優しい製品の選択肢が増え、業界の変革が促進されることが期待されます。ポリプラスチックスの取り組みを今後も注目です。