境界島の空撮調査
2025-07-29 10:07:04

福井県と京都府の境界島でドローン調査を実施する北陸の空株式会社

福井県と京都府の境界島を空撮調査!



7月30日、水曜日。福井県高浜町と京都府舞鶴市の境界に位置する「正面崎沖の岩礁」で、興味深いドローン調査が行われます。このプロジェクトは、北陸の空株式会社(本社:福井県鯖江市)が福井県庁の協力を受けて実施するものです。

謎の岩礁に迫る


今調査するのは、陸路ではアクセスできない戸境線上の岩礁。過去に福井県庁が行った地域探究プロジェクト「わかさはっくつ」を基に、北陸の空株式会社が自主企画としてこのプロジェクトを復活させました。このプロジェクトは、未だ知られざる若狭の魅力を掘り起こすことを目的としています。

調査の目的と方法


2025年7月30日13:00から14:00に実施されるこの空撮調査では、正面崎沖の県境岩礁(35.558°N 135.487°E)を対象にします。この場所は、「二府県にまたがる島」として知られており、その独特な地形に光を当てます。調査は、高浜漁港から出航する船を用いて行い、ドローン(DJI Phantom)を操作します。国交省からの飛行許可も取得済みです。

主な目的


  • - 県境ラインの可視化
  • - 観光資源としての可能性の検証

プロジェクトの背景


「わかさはっくつ」は、県内外の若者や有識者が地域を発掘するための官民連携企画です。2021年度には杉本達治知事が名誉隊長を務め、多くのメディアに取り上げられるなど注目を集めました。今回は再びこのプロジェクトがスタートし、ドローン技術を活かした新たな地域ブランディングの実証を目指します。

期待される影響


この時期、北陸新幹線の敦賀延伸が予定されているため、若狭湾沿岸には高い注目が寄せられます。ドローンを使った地理情報の収集は、観光や防災、環境モニタリングなど様々な分野での利用が期待されています。地域のブランド価値を高める一助となるでしょう。

メディアの取材について


調査当日は、若干名のメディア関係者が乗船可能です。事前の申し込みが必要で、撮影素材は後日共有される予定です。また、安全対策として、離着陸用区画を設置し、周囲の警戒を徹底するとのことです。ライフジャケットの着用も義務付けられています。

代表のコメント


北陸の空株式会社の代表、久森章裕氏は「かつて“足で発掘”した若狭の魅力を、今度は“空から”発掘します。ドローンで境界を可視化し、海と歴史が交差するストーリーを多くの方に届けたい」と語りました。

会社概要


北陸の空株式会社は、国家資格のドローンスクールを運営する企業であり、幅広いドローンソリューションを提供しています。2016年に設立され、公共施設を活用したライセンス発行スクールを展開しており、高い技術力を持つと評価されています。今回の調査においても、その技術力を存分に発揮し、地域の魅力を再発見することを目指しています。

お問い合わせ先


北陸の空株式会社


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会社情報

会社名
北陸の空株式会社
住所
福井県鯖江市日の出町2-1-401
電話番号

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