日本医師会「健康ぷらざPlus」Vol.2公開!カフェイン中毒の危険性と注意点
国民の健康増進を目的とする公益社団法人日本医師会は、医療機関の待合室などで掲示されるポスター「健康ぷらざ」のWEB版として「健康ぷらざPlus」を運営しています。7月5日より、その第2弾となる「健康ぷらざPlus Vol.2」が公開されました。
今回のテーマは「カフェイン中毒」。埼玉医科大学医学部臨床中毒学教授の上條吉人先生に、カフェインの作用や中毒症状、予防策などを分かりやすく解説していただきました。
カフェイン中毒の危険性とは?
「健康ぷらざPlus Vol.2」では、カフェインの作用や中毒症状について詳しく解説しています。カフェインは、覚醒効果や集中力向上効果、疲労回復効果などが期待できる一方で、過剰摂取による中毒症状も懸念されます。
中毒症状としては、不眠、動悸、不安感、震え、吐き気、頭痛などが挙げられます。また、カフェインは利尿作用も持つため、脱水症状を起こしやすくなることも指摘されています。
市販薬のカフェイン含有量に注意!
注目すべき点として、市販薬に含まれるカフェインについても言及されています。日本では、1錠あたり100mgのカフェインを含む眠気・だるさ防止薬が手軽に入手できますが、10~30錠以上を服用すると中毒のリスクが高まります。
市販薬は、手軽に購入できる反面、短時間に大量に摂取してしまうと、簡単に「毒」になりかねません。カフェイン含有量を把握し、適度な量を適度な間隔で摂取することが大切です。
健康情報サイト「健康ぷらざPlus」で健康的な生活を
「健康ぷらざPlus」では、カフェイン中毒以外にも、健康に関するさまざまな情報を提供しています。Vol.1では、「思春期の多汗症」をテーマに解説しています。これらの情報を参考に、健康的な生活を送るためのヒントを見つけてください。
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