キングサーモンプロジェクト
2024-12-12 13:19:54

東京発スタートアップを支援する「キングサーモンプロジェクト」2024年度採択企業が決定

東京発スタートアップを支援する「キングサーモンプロジェクト」2024年度採択企業が決定



東京都が主催する「キングサーモンプロジェクト」では、東京から世界に発信するスタートアップ企業が選ばれ、2024年度の採択企業として発表されました。このプロジェクトは、参加企業が持つ技術やアイデアを通じ、東京都の社会課題解決に寄与することを目的としています。

代表を務める株式会社ボーンレックスは、プロジェクトの協働促進サポーターとして、スタートアップと都内の行政現場との連携を支援し、成長のための機会や環境を提供しています。2024年度には、AWL株式会社、Biodata Bank株式会社、株式会社ビースポークの3社が採択されました。それぞれが持つユニークな技術とビジョンを通じて、社会に貢献しようとしています。

採択企業の紹介


AWL株式会社


AWL株式会社は、AI映像解析技術を基に数多くのリテール業界において成功を収めてきた北海道発のスタートアップです。今回、墨田区の「すみだスケートボードパーク」において、エッジAIを駆使し公園のルール違反行為をリアルタイムで検知するプロジェクトを実施します。利用者の安全を守るため、ヘルメット未着用者を即座にアラートで通知し、管理の効率化を図ります。AWL社はこのプロジェクトをきっかけに、他地域への展開を目指しており、地域の安心・安全に寄与することを宣言しています。

Biodata Bank株式会社


Biodata Bank株式会社は、非侵襲で深部体温を推定する技術を持ち、消防隊員の熱中症予防に特化したプロジェクトを東京消防庁と共に行います。彼らの「熱中対策ウォッチ カナリアPlus」を通じて、消防士の健康状態をリアルタイムで把握し、危険を未然に防ぐことを目的としています。
この取り組みは、今後国内外の消防機関での広がりを目指すもので、厳しい環境下で活動する消防隊員たちの安全を守る重要なプロセスとなります。

株式会社ビースポーク


ビースポーク社は、AIチャットボット「Bebot」を通じて、リアルタイムで多言語対応の情報提供を行っています。さらに新たなプロジェクト「BeTrained」を立ち上げ、スマートグラスを活用した研修プラットフォームを東京公園協会が管理する庭園で実施します。この技術を使い、熟練のスタッフによる作業を現場で視覚化し、新規スタッフや既存スタッフのスキル向上を支援します。

キングサーモンプロジェクトの目的


「キングサーモンプロジェクト」は、東京都がファーストカスタマーとして、新しいプロダクトやサービスを導入することによってスタートアップの成長を促すことを目指しています。選ばれた企業は、都政の社会課題に対するソリューションを提供し、Attractiveなビジネスモデルを確立すると共に、他地域にも影響を与えるような「キングサーモン企業」として成長を遂げていくことを期待されています。

この取り組みは、スタートアップ企業と行政との円滑な協力を促し、新しいビジネスチャンスが生まれる場を提供することに貢献しています。また、地域のニーズに応える機会を創出することで、最終的には日本全体の産業構造を変革する可能性を秘めています。

まとめ


新たに選ばれた3社がどのような成果を上げ、どのように社会にインパクトを与えるか、今後の展開が楽しみです。これからも東京都の姿勢と伴に、スタートアップの成長を見守り、彼らが未来を切り開いていくことを期待したいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
株式会社ボーンレックス
住所
東京都千代田区丸の内3-3-1新東京ビル4階
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。