新しい亜闘病の形、SNS『DayRoom』
闘病生活を送る中で、同じ病気に苦しむ人々とつながることが重要です。その想いを実現するため、闘病SNS『DayRoom』が登場しました。このサービスでは、同じ病気の仲間たちとリアルタイムで交流し、情報を交換することができます。
DayRoomの特徴
『DayRoom』には、病気ごとに設けられたトークルームがあり、ここではユーザー同士が自由に質問や情報を共有できます。これにより、特定の病気についての体験談や医療機関の評判を入手したり、必要なアイテムについて詳しいアドバイスを受けたりすることが可能です。
また、ダイレクトメッセージ機能を利用すれば、トークルームでは話しづらい内容についても気軽に相談できます。さらに、日々の出来事を記録するタイムライン機能もあり、闘病日記としての使い方もできます。
代表の林和正氏の思い
本サービスの代表取締役である林和正氏は、24歳で4回の入院と5回の手術を経験したとのこと。彼は、自らの闘病体験を通じて、以下の3つの大きな問題に直面しました。
1.
精神的苦痛の軽視
病院では身体的な苦痛は取り除かれるものの、精神面でのサポートはほとんどありません。同じ病気を患う仲間からこそ、真の理解と支えを得られることが多いと彼は感じています。
2.
医療情報の不透明さ
患者は基本的に医師からの一方的な情報に頼らざるを得ず、自己病について深く知るのが難しいです。特に、良い医師や施設に巡り会うまでの道のりは長く、偶然の出会いに頼ることが多いのが実情です。
3.
医療系デマの拡散
Twitterや他のSNSでは、不正確な情報が蔓延しがちです。『DayRoom』は、情報が一箇所に集まり、むしろユーザーの間での精査と議論が行われるため、デマの拡散を抑制できます。さらに「ありがとう機能」により情報の価値を可視化し、何が重要かを理解しやすくしています。
DayRoom利用のメリット
『DayRoom』は、以下のような場面で役立ちます。
- - 体に異変を感じて病気について調べたい。
- - どの病院に行くか迷った時。
- - 病名が判明し、他の患者の体験を知りたい。
- - 親族に病気の方がいて、何か相談したい。
サービスの詳細
この新しいプラットフォームは現在無料で利用可能で、後々、一部有料機能が追加される予定です。現段階でのアクセスは、ウェブブラウザから行えます。また、iOSやAndroid向けのアプリも今後リリースされる予定です。
会社概要
『DayRoom』を運営するのは、神奈川県相模原市に本社を置く株式会社DayRoom。代表の林和正氏は「闘病生活を楽しめる社会を作る」というミッションのもと、患者に寄り添ったサービスを提供しています。
お問い合わせ
何か質問や意見がある方は、以下の連絡先までお問い合わせください。
闘病中のあなたに新たなサポートの場が提供されました。『DayRoom』を通じて、つながりを持ち、情報を交換しながら、共に支え合っていきましょう。