新宿高島屋で、2024年4月に100歳を迎える藤城清治氏の版画展が開催されます。これにあたり、藤城氏の「生きるよろこび」をテーマにした約70点の作品が展示販売される予定です。藤城氏は、詩的で透明感に満ちた作品を通じて、愛や夢にあふれる物語を表現してきました。
藤城清治氏は、1924年4月に東京で生まれました。若い頃から影絵表現に取り組み、[人形と影絵の劇団ジュヌ・パントル]を結成し、のちに木馬座へと発展しました。彼の作品は多くのファンを魅了しており、特に雑誌『暮しの手帖』における影絵連載は、数十年にわたり多くの人々に親しまれています。また、2013年にオープンした藤城清治美術館那須高原も彼の業績の一端を担っています。
藤城氏は、紫綬褒章や日本ユネスコ協会連盟賞、さらに厚生省児童福祉文化奨励賞、文化庁芸術祭優秀賞、宮沢賢治賞など、多くの受賞歴を持っています。彼の作品には、生命や自然との調和が表現されており、特に「湿原のミズバショウとこびと」、「コスモスとこびと」、「夕焼けの赤とんぼ」など、どれも心温まる物語を感じさせます。
この版画展は、藤城氏が自身の長い人生において得た「生きる喜び」をさまざまな形で表現した作品を楽しむ絶好の機会です。彼のアートを通じて、生活の中に潜む美しさや希望に触れることができるでしょう。
新宿高島屋へのアクセスは、公共交通機関が便利で、最寄り駅からも近いので行きやすい場所に位置しています。興味のある方はぜひ訪れてみてください。藤城清治氏のアートに触れることで、あなた自身の「生きるよろこび」を再発見することができるかもしれません。
詳細は新宿高島屋に問い合わせると良いでしょう。電話番号は03-5361-1111(代表)です。ぜひ、この貴重な機会をお見逃しなく!