猫の命を守る
2026-03-13 13:37:28

壱岐島で猫の命を守るプロジェクトが成功裏に終了

壱岐島の猫3,000頭を救うTNRプロジェクト、ついに終了



壱岐島を舞台に、猫たちの命を守るためのTNR(Trap-Neuter-Return)プロジェクト「イキイキさくらねこTNR」がこのたび、後半のプログラムを無事に完了し、3月19日(木)をもって終了を迎えました。公益財団法人どうぶつ基金と壱岐市が協力し、移動式診療車による無料不妊手術を行ってきたこのプロジェクトは、島の猫たちの未来を大きく変えるものとなりました。

プロジェクトの背景と目的


長崎県内での犬や猫の殺処分数が高く、特に壱岐市はその中で最も多い自治体として知られています。限られた動物病院の数や、外部への輸送コストなどが足かせとなり、島内でのTNR活動は非常に難しい状況でした。そのため、壱岐市の住民たちは切実にこの状況を打開したいと願い、「イキイキさくらねこTNR」プロジェクトが発足しました。対象は主に、未手術の飼い猫と地域猫たちです。

医療活動の詳細


プロジェクトは、2024年9月から開始され、最初の一斉手術が例年よりも多くの猫に対して行われ、その後も着実に頭数を増やしていきました。最終的には、合計で3,913頭の猫に対して不妊手術を施し、地域猫の問題解決に繋がる成果を上げました。その過程では、地域のボランティアの方々のサポートも欠かせなかったといいます。

医療活動では、捕獲された猫たちを連れて移動診療車が壱岐に通い、無償で手術が行われました。受けた手術の内容は、オス猫が約43%、メス猫が約57%、さらに妊娠していたメス猫も確認されています。手術後は、耳の先が桜の花びらの形にカットされ、無事に元の場所に戻されました。

閉院式での感謝の意


プロジェクトの終了にあたっては、3月19日に「どうぶつ基金病院壱岐島」にて閉院式が開催されました。この場では、関係者からの感謝の意が表され、今後の活動への期待も語られました。閉院式には公益財団法人どうぶつ基金の理事長や、壱岐市の市長、地域の獣医師などが出席し、プロジェクトの重要性についての講演も行われました。

今後の課題と目標


「イキイキさくらねこTNR」プロジェクトは終了しましたが、壱岐の猫たちの状況は改善されつつあります。しかし、地域の動物福祉については引き続き課題が残っています。地元住民とどうぶつ基金が手を組んで、今後もさらなる猫の救済活動を続けていくことが期待されます。また、飼い猫が野良猫になることを防ぐため、地域住民への啓発活動も重要な課題です。今後の活動に引き続き注目が集まります。

このプロジェクトは、地域猫問題の解決に向けた革新的なアプローチを示しており、他地域への波及効果も期待されます。壱岐島での取り組みが、日本全国の猫たちの未来を明るく照らすことを願っています。


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会社情報

会社名
公益財団法人どうぶつ基金
住所
兵庫県芦屋市奥池南町71-7
電話番号
0797-57-1215

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