プロレスの深層に迫る
2024-09-19 14:09:25

プロレスの深層に迫る!『1954史論―日出ずる国のプロレス』が登場

日本が迎えたプロレスの新時代



2024年9月20日、待望の書籍『1954史論―日出ずる国のプロレス』(G SPIRITS BOOK vol.20)が発売されます。本作は、日本のプロレス、特にその創成期を深く掘り下げた内容となっています。1954年は、男子プロレスと女子プロレスが本格的に始動し、ファンの熱狂を集めた重要な年です。この時期に名を馳せたレスラーたち、特に力道山や木村政彦、猪狩定子などの歴史的背景が描かれています。

プロレスとアメリカの関係



日本でのプロレスは、敗戦後のGHQによる統治のもと、アメリカから輸入された文化でした。この新しいエンターテインメントは、どのようにして日本の土壌に根を下ろしたのでしょうか。本書では、その過程を詳細に考察し、プロレスがどのようにして日本の一般大衆に受け入れられていったかを学びます。

女子プロレスのルーツ



また、日本の女子プロレスの源流についても深く掘り下げています。猪狩一座によるコミックボクシング&レスリングショーがその起源であり、いかにして猪狩定子が日本で初めての女子プロレスラーとして活躍したのかを、さまざまな視点から紹介しています。彼女の影響は非常に大きく、男子プロレスの世界にも多くの実績を残しています。

武者修行とプロレス協会の設立



1952年には、力道山、木村政彦、山口利夫、遠藤幸吉がアメリカに武者修行に旅立ちました。彼らはアメリカで新たな技術を学び、後に日本に戻ると、日本プロレスの発展に寄与します。そして、1953年7月30日には日本プロレス協会が発足しました。本書では、この設立過程の裏側や関係者の証言をもとにプロレスの発展を紐解いています。

力道山vs木村政彦戦の真相



特に印象的なのは、1954年12月に行われた力道山対木村政彦の戦いです。この試合がなぜ「プロレス」として成立しなかったのか、その真実に迫ります。単なる試合ではなく、「喧嘩マッチ」となった経緯を考察することで、当時のプロレス界の緊迫感や、レスラーたちの心情を理解する手助けとなります。

著者のプロフィール



本書の著者である小泉悦次氏は、1960年に生まれ、プロレス史を深く研究してきたことで知られています。メールマガジンでの情報発信を経て、現在に至るまで多くの著書や記事を執筆しており、プロレスファンや研究者に多大なる影響を与えています。

書籍の詳細情報



  • - 書名: 『1954史論―日出ずる国のプロレス』(G SPIRITS BOOK vol.20)
  • - 著者: 小泉悦次
  • - 発売日: 2024年9月20日
  • - 版元: 辰巳出版株式会社
  • - 版型: 四六判
  • - 頁数: 344ページ
  • - 定価: 本体2,100円+税
  • - ISBN: 978-4777829620

この書籍は全世代のプロレスファンにおすすめです。日本マット界のルーツや歴史を学び、深い理解を得るための貴重な一冊となるでしょう。


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会社情報

会社名
辰巳出版株式会社
住所
東京都文京区本郷1-33-13春日町ビル5F
電話番号
03-5931-5920

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