お盆の帰省に関する意識・実態調査
はじめに
日本では、毎年お盆の時期に実家に帰省することが多くあります。そんな中、ミドルエイジ女性の帰省に関する意識や実態を知るため、株式会社ハルメクと生きかた上手研究所が共同で調査を行いました。この調査には、40歳から65歳までの女性573名が参加しました。
調査の概要
この調査では、お盆の帰省を予定している女性の動きやその背景、親の老いを感じる要因、また親の終活について考えるきっかけなど、具体的なリアルな声を収集しました。調査は2026年6月にWebアンケート形式で実施されました。
調査結果のポイント
1. 帰省を予定している人は約4割
2026年のお盆に実家への帰省を予定しているのは約41.6%であり、これに対して帰省しない予定の人は34.0%、まだ決めていないという人が24.4%いました。宿泊を伴う帰省は、40から54歳の世代では61.3%、60から65歳では36.6%と、明らかな世代差が見られました。
2. 帰省にかかる平均費用は39,864円
帰省にかかる平均的な費用は39,864円とされており、昨年と比較して費用が変わらない見込みが多い中、物価の上昇が影響を与えているという意見が多く寄せられました。
3. 親の老いや終活についての意識
帰省時に親の老いを実感する割合は96.4%に達し、特に体力や耳の聞こえ、物忘れに関する声が多く挙がりました。また、帰省を通して親の終活や相続について考えることが80%の女性に及ぶという結果もあり、その内容は介護、荷物整理、金融資産の管理などに関するものでした。
具体的な声
調査には、自由回答として多くの実体験が寄せられました。「親の老いが見えた」との声や、物価高による帰省時の経済的負担についての意見が目立ちました。例えば、ガソリン代や外食の価格上昇についての苦言や、年々体力が衰える母親と会話する時間が減っているとの声がありました。
終活と相続の意識
さらに、帰省を契機に親と相続について話し合った経験があると答えた人は44%にのぼり、特に60から65歳の世代ではこの割合が高くなりました。質問への回答では、「父が切り出してくれたおかげで財産や終活について話し合えた」といった感謝の声も多く聞かれました。
専門家の見解
HALMEK upのマーケティングリサーチャー白石美咲氏によれば、親の老いを実感しつつ帰省することは、多くの女性にとって大切な機会であり、視点が「見守られる側」から「支える側」に変わる重要な時期であるということです。
まとめ
この調査からは、ミドルエイジ女性が帰省を通じて家族の変化を感じ、未来について考える重要な機会としていることがわかりました。また、物価高の影響を受けつつも、彼女たちにとっての帰省は、家族との有意義な交流の場であり続けています。
今後の展望
調査結果を踏まえ、HALMEK upでは、オトナ女性のライフスタイルの向上を目指し、さらなる情報提供を行う計画です。女性たちの50代からの新しい日常の発見や挑戦をサポートするために、ウェブメディアの充実を図っていくことでしょう。