株式会社NOTE奈良が「株式会社narrative」に社名変更
奈良の文化財を守るために、株式会社NOTE奈良は新たに「株式会社narrative」として社名を変更しました。この変更は、文化財を活用した持続可能なまちづくりを全国的に展開するという新たなミッションを反映しています。
社名変更の背景
当社は2018年に設立され、「古民家でつづく営みをつくる」を企業理念に掲げ、歴史的建物を中心としたまちづくり事業を展開してきました。これまでのプロジェクトには、世界初のSAKE HOTELである「NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち」や、奈良県田原本町にある「泊まれる醤油蔵」など、古民家を活かしたユニークな宿泊施設が含まれています。
特に「GOSE SENTO HOTEL」では、廃銭湯を復活させ、宿泊と食事、温泉を楽しめる新しい形の宿泊体験を提供しています。これらの取り組みを通じて、古民家の利用方法や地域の文化を新たに活かす方法を模索してきました。
持続可能なまちづくり『narrative inside』
新たな社名「narrative」は、地域の物語を反映した持続可能なまちづくりを意味しています。古民家や地域の食文化を通じて、独自の食の物語を紡いでいくことを目指します。『narrative gastronomy』の枠組みでは、地域のシェフや職人たちと協力しながら、奈良の食文化を再構築し、発信していく予定です。
また、株式会社narrative operationを設立し、シェフやパティシエ、ソムリエが輝けるような環境を整えていくことにも注力しています。特に、若草山の近くに新たにオープンするオーベルジュには、ミシュランガイドで一つ星を獲得したリストランテのシェフ、堀田大樹氏が関わります。
未来を見据えたシェフたちの取り組み
堀田シェフは、これまで奈良での食文化向上に尽力してきた経験から、若手の育成の必要性を強く感じています。多様な食文化の交差点である奈良において、彼のリーダーシップのもと、食文化の新たな潮流を生み出していくことが期待されています。
このように、株式会社narrativeは、歴史的な背景とともに地域社会に根付いた文化財を未来に引き継ぐことに取り組んでおり、その活動はますます注目されています。今後は、奈良の食や文化がさらに発展することに寄与し、多くの人々に愛される存在になれるよう、努力を続けていく予定です。
会社概要
- - 社名: 株式会社narrative(旧 株式会社NOTE奈良)
- - 設立: 2018年2月
- - 所在地: 奈良県奈良市西城戸町34番地
- - 事業内容: 文化財を活用したまちづくり事業、古民家再生業務全般(企画・開発・設計・運営等)
- - 社名: 株式会社narrative operation
- - 設立: 2023年6月
- - 所在地: 奈良県奈良市西城戸町34番地
- - 事業内容: 古民家を活用した食と宿泊に関する事業の企画・運営
このように、株式会社narrativeは未来に向けた新しい挑戦と共に、地域経済の再生を図っていきます。