オルターブースとバンドデシネが手を組み、セキュアな開発を加速させるパートナーシップを発表

オルターブースとバンドデシネ、セキュアな開発環境の実現へ向けた提携を発表

株式会社オルターブース（福岡県福岡市、代表取締役：小島淳）は、セキュリティ専門の株式会社バンドデシネ（東京都中央区、代表取締役：植草大地）とパートナーシップを結んだことを発表しました。この提携によって、両社は企業のIT基盤の強化と安全なシステム開発環境の構築を目指し、特に「DevSecOps」の実現を加速します。

パートナーシップの背景と目的

昨今、クラウドシフトやマイクロサービス化が進む中、企業にはセキュリティと開発スピードを両立させることが求められています。これを実現するためには、DevOpsにセキュリティを統合する「DevSecOps」のアプローチが必要です。オルターブースは主にDevOps基盤の構築や自動化支援に強みを持ち、一方でバンドデシネは専門的な脆弱性診断や情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）の支援に特化しています。

両社が互いの強みを生かすことで、開発の初期段階から運用フェーズに至るまでセキュリティを強化した開発支援体制を提供することが可能になります。

主な協業内容

以下のような具体的な協業内容が計画されています：

1. 脆弱性診断の自動化連携
オルターブースが運営するCI/CDパイプラインに、バンドデシネの診断ツールやチェック基準を組み込むことで、診断プロセスをスムーズに統合します。

2. セキュリティガイドラインの共同策定
DevOpsの実践的なセキュリティ基準を共に開発し、企業におけるベストプラクティスとして提供します。

3. クラウド環境・アプリ開発支援におけるセキュリティレビューの内製化支援
社内体制の構築及び教育も一貫してサポートし、企業内部でのセキュリティ意識を高めます。

4. ISMSやSOC2などの外部認証取得プロジェクト連携
認証取得に向けた助言や支援も行い、企業のセキュリティ体制を強化します。

株式会社バンドデシネについて

バンドデシネはWebアプリケーションやプラットフォームを対象とした脆弱性診断やセキュリティコンサルティングを専門にする企業です。国際基準に準じた診断を行い、企業の情報資産を守るだけでなく、セキュリティに対する投資を「攻めの投資」として企業の価値向上にも寄与しています。

植草大地代表のコメント

「バンドデシネは、セキュリティインシデントが多発する中、迅速な対策の実施を模索していました。オルターブースからの提携の提案は、まさに我々にとって幸運な機会でした。DevOpsの高品質なサービスに我々のセキュリティサービスを組み合わせることで、企業にとってのセキュアなシステム開発を支援できると信じています。」

小島淳代表のコメント

「パートナーシップを結ぶことができ大変嬉しく思っています。バンドデシネの脆弱性診断技術と我々のDevOps基盤のノウハウを掛け合わせることで、企業の開発体制を強化し、セキュリティとスピードを両立させる『DevSecOps』の実現を図ります。今後もお客様のニーズに応え、多様な解決策を提供していきます。」

オルターブースの取り組み

オルターブースは、「Walk Together, Hack Together.」をモットーに、お客様に寄り添いながら共同でのサービス提供を行っています。クラウドに関する様々な課題に対処し、Cloud Nativeなアプリケーションの開発やレガシーシステムのモダナイズに貢献しています。2022年からはGitHubパートナーとして、業務の効率化に貢献しています。