岡山大学がカンボジア王国外交官を招待し交流を促進するイベントを開催

岡山大学とカンボジア王国の交流促進イベント

2025年9月19日、国立大学法人岡山大学は、カンボジア王国外務国際協力省の国務長官をお招きし、津島キャンパスで昼食会とディスカッションを行いました。このイベントは、地域活性化に取り組むボランティア団体「岡山盛り上げよう会」の主催で、岡山大学の那須保友学長と鈴木孝義副学長が出席しました。

このランチ会には、カンボジア王国の首相顧問であるプラク・パラ氏と、キプロス国名誉領事のサラ・エッサ氏が招かれ、地域の企業や学術関係者が集まりました。目的は、両国間の交流を促進するための意見交換です。那須学長は、ウェルカムスピーチの中で岡山大学の紹介をし、両国の学術交流や学生交流の活性化を目指す姿勢を示しました。

鈴木副学長は、ディスカッションの際に「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業」について触れ、プノンペン事務所とオンラインでつないで地元の留学生、ポン・サオピアさんを紹介。彼は岡山大学での留学経験や将来の抱負を語りました。その内容は現地の声として、参加者にとっても大きな感触を与えました。

このような国際的な交流を通じて、岡山大学はカンボジア王国との関係をさらに深めることを目指しています。また、地域としての活性化にも貢献する意向を示しています。岡山大学にとって、この取り組みは国際社会における重要な一歩とされ、多くの関係者が期待を寄せています。

参加者たちは、集合写真を撮影し、和やかな雰囲気の中でこの意味あるイベントが進行しました。岡山大学は、これからも国際的な視点を持ち続け、学生たちに多様な学びの機会を提供しようとしています。

この取り組みは、岡山大学が地域中核の研究大学として、国際的な役割を果たすための重要な活動の一環です。今後もカンボジアとの連携を一層強化し、多文化共生を進める努力が続けられるでしょう。このイベントは、岡山大学が持つ国際的な視野と、地域コミュニティとの連携を象徴するものであり、今後の展開が楽しみです。