京王電鉄、社員起点のオープンイノベーションプログラム「My turn」を開始!
京王電鉄株式会社は、社員のアイデアを活かした新規事業創出を目指すオープンイノベーションプログラム「My turn」を開始しました。このプログラムは、社員一人ひとりの「やりたい」を起点とし、課題解決や新しいアイデアに挑戦する機会を提供します。
従来、京王電鉄は鉄道事業やエリアを起点としたオープンイノベーションプログラムを実施してきましたが、今回は社員の潜在的な能力を引き出し、イノベーションを加速させることを目的としています。社員の年次や役職に関わらず、誰もが自由にアイデアを提案できる環境を整備することで、多様な視点を取り入れ、より革新的な事業を生み出すことを目指しています。
「My turn」では、社員から募集されたアイデアはワークショップなどでブラッシュアップされ、複数の審査を経て、最終的に2026年1月に選考されます。選考されたアイデアは、外部パートナーとの連携による実証実験を経て、2026年7月頃の事業化を目指します。
伴走パートナーとして、株式会社ユニッジが参画
本プログラムでは、アイデア検討段階からプランの実現までをサポートする伴走パートナーとして、株式会社ユニッジが参画します。ユニッジは、企業の協業を促進するサービスを提供しており、そのノウハウを活かして、京王電鉄の社員が持ち合わせたアイデアを形にするための支援を行います。
京王電鉄のオープンイノベーションへの取り組み
京王電鉄は、2022年度からスタートアップ企業などとの連携によるオープンイノベーションプログラムを実施しており、鉄道事業の変革や地域課題の解決を目指しています。これまで、鉄道事業起点のプログラムでは7件の実証実験を実施し、エリア起点のプログラム「ROOOT」では5件の提案を採択し、実証実験を進めています。
「My turn」は、京王電鉄が社員起点で新たなイノベーションを起こすための重要な取り組みです。社員一人ひとりの創造性を最大限に引き出し、未来へ向けた新たな事業を生み出すことが期待されます。