株式会社Meditedが目指す新しい医療者の未来
医療業界は常に進化し続けており、医療者自身もその変化に対応する必要があります。そんな中、医療者専用のリスキリングサービスを提供する株式会社Meditedが注目を浴びています。先日、同社はANRI株式会社とEast Ventures株式会社からシードラウンドにおいて資金調達を実施し、その事業拡大の一歩を踏み出しました。
Meditedのビジョン
Meditedは「世界中の医療従事者のワクワクを循環させる」という明確なビジョンを掲げています。このビジョンのもと、医療資格を保有する方々が、ライフイベントに直面しても「医療資格を活かして働く」ことをあきらめないための選択肢を提供することを目的としています。
同社が運営するリスキリングスクール「Medi+(メディタス)」は、多様な医療資格を持つ受講者に向けたオンライン講座を展開しています。これまでに約200名の卒業生を輩出し、医療者のキャリア支援を行ってきました。講座内容は「医療ライターのはじめかた」など多岐にわたり、スキルの向上を目指す医療者にとって貴重な機会を提供しています。
新たなチャレンジと資金の使途
今回の資金調達により、Meditedは新規講座の拡充や既存講座の強化、さらにMedi+卒業生を対象としたコミュニティ「MediWebラボ」の育成に力を入れていく方針です。また、法人向けのサービス提供にも注力していく予定です。
代表取締役の松岡磨衣子氏は、シードラウンドでの資金調達を通じて、医療資格保有者が未来に向かって前向きに働き続けられる環境を整備していくと述べました。
Medi+プロダクションの活動
Medi+を卒業した医療資格を持つクリエイターが集まった「Medi+プロダクション」は、さまざまな法人案件を手掛けています。医療・美容系の記事作成や、薬剤師向けeラーニング動画の制作など、実践的な経験を積む場となっており、今後もさらなる法人案件の獲得に向けた活動を継続していく予定です。
関係者の期待とコメント
新規投資家であるANRI株式会社の金井絵里花氏は、松岡氏の想いや姿勢に共感し、この事業の社会的意義を高く評価しています。また、East Ventures株式会社の大柴貴紀氏も、医療従事者の多様な働き方の選択肢を広げる試みを期待していると述べています。
これからの展望
株式会社Meditedは、今後も医療者の働き方についての選択肢を増やす取り組みを強化し、受講生・卒業生の満足度向上を目指していきます。また、医療系WebマーケターやtoB営業担当を募集しており、より多くの仲間を募集中です。
まとめ
突然のライフイベントや職場環境の変化に対応できるよう、一人ひとりの医療資格保有者が前向きに働き続けられる未来を築いていくために、Meditedの挑戦はこれからも続きます。将来的な医療従事者のキャリア支援に期待が寄せられています。