九重町の秘湯で過ごす特別な時間。貸切温泉旅館の魅力とは

九州・大分の秘湯、霊泉寒の地獄旅館

九州、大分県の九重町に位置する霊泉寒の地獄旅館は、自然に湧き出る冷泉と薪ストーブを利用したサウナが楽しめることで話題の温泉宿です。この旅館は、江戸末期から続く伝統ある温泉地で、特にその冷泉は全国でも珍しい存在です。2025年4月からは、平日限定で1組のみの貸切および団体宿泊を開始することになり、これにより特別な時間を堪能することができます。

開湯176年の歴史

寒の地獄温泉は1830年に開湯し、長い歴史を持つ温泉地です。この宿泊施設は、九重連山からの自然の恵みが凝縮され、毎分2トン以上の湧水量を誇る、冷たい温泉が特徴です。泉質は弱酸性の硫黄泉で、お肌にも優しく、特に13〜14℃の水温は、サウナの水風呂として最適とされています。ここでは、古き良き湯治文化を体験できます。

貸切＆団体宿泊の新プラン

この旅館の新たな楽しみ方として、2025年4月から平日限定で1組のみの団体宿泊プランが開始されます。宿泊料金は330,000円で、最大15名様まで対応可能です。それ以上の場合は、1名に付き22,000円の追加料金が発生します。このプランには、冷泉サウナ入浴が付き、特別な空間でのひとときを提供します。

サウナの魅力とリラックス空間

2023年秋には新たにサウナ室がオープンし、TTNEが監修した薪ストーブを使用した暖の地獄サウナで、100℃を超える熱気を味わうことができます。このサウナでは、独自の空気流のチューニングが施されており、どの場所でも快適にリラックスできる空間を提供します。また、夜は提灯の明かりが灯る中で、より一層趣のある時間が過ごせます。