女子大学生たちの合同就活ゼミ
2025年9月12日、東洋英和女学院大学において、首都圏の9つの女子大学が参加した『女子大学合同就活ゼミ』が開催されました。主催は、株式会社カタパルトで、このイベントには大手企業の社員が参加し、学生との交流を通じて、理想の未来や働き方を考えるためのプラットフォームとなりました。
イベントの目的と背景
このゼミの目的は、学生たちが「働くとは何か」を言語化し、共有することで就職活動に向けた基盤を整えることに加え、社会人との交流を通じて新たな価値観を学び、キャリアデザインを形成することにあります。若手社員が参加することで、学生たちが具体的なキャリアのビジョンを描く手助けが目的でした。
参加者の反応
参加したのは、首都圏の女子大学から集まった56名の学生と、7名の社員です。まず午前中には、理想の働き方について考えるワークショップが行われました。「どんな職場が理想か」「自分が大事にしたい価値観は何か」といった問いに対して、それぞれが個人で考えたことをグループで共有し、自身の意見を発表するという形で進行されました。最初は緊張した雰囲気が漂っていたものの、次第に学生たちの笑顔が増え、活発な意見交換が行われるようになりました。
午後の交流会
午後には社員との意見交換会が行われ、購買部やサステナビリティ推進室などからの社員が参加しました。学生たちは、実際の職場で働く社員からのリアルな体験談やキャリアプランについてのアドバイスを受ける貴重な機会を得ました。新入社員も参加したことで、近い年齢の先輩からの意見が気さくに交換され、学生たちは自然な雰囲気の中でリラックスして交流を楽しみました。
午前と午後の比較
社員との交流を終えた後、学生たちは午前中に考えた理想の働き方について再度深めました。午前中に出た意見を反映し、新たな視点を持った学生たちが再評価を行うことで、意見がより具体的かつ明確になる様子が見受けられました。以前は「残業を避けたい」という漠然とした考えであった学生が、社員の意見を聞いた後にはポジティブに考える姿勢が生まれ、「内定がゴールではなく、その後の働き方を重視するべきだ」と考えをまとめ直す姿が印象的でした。
今後の展望
学生からのアンケート調査においても「働き方について考える良いきっかけとなった」との声が多く寄せられました。就職活動が迫る中で、彼女たちが将来を見据えた働き方を意識するきっかけを与えられたことは、本イベントの大きな成果の一つです。今後もこうしたプログラムが続き、社員と学生の交流が深まることを期待しています。
株式会社TBKの紹介
最後に、合同就活ゼミの主催企業である株式会社TBKの簡単な概要を紹介します。TBKは、東京都町田市に本社を置く企業で、設立は1949年です。自動車や各種機械の部品設計・製造・販売を行っています。企業のウェブサイトでは、最新情報やサービスについても確認できます。公式サイトは
こちらです。