株式会社RPJが九州国際学院を継承、教育の新時代を切り開く
福岡市に本社を置く株式会社RPJは、2025年2月より「九州国際学院」の事業継承を開始しました。新しい体制が正式に始まったのは同年11月のことで、これにより外国人として日本で生活する人々へのサポートがより一層強化されることが期待されています。日本語教育や生活指導、就労に関するマナー、文化理解など多岐にわたる課題に対する独自のカリキュラムを展開してきた九州国際学院を受け継いだRPJは、教育の質を保ちながら、今後さらに進化させていく決意を固めています。
事業継承の背景
九州国際学院は、10年以上の実績を持つ外国人支援教育機関として知られています。その教育の深さに触れたRPJの代表、齊藤慶二郎氏は、「この教育を九州へ広げたい」と強く思い、事業継承を決定しました。実際、学院の教え子たちとの交流を通じて、彼らの努力と成長を見届けてきた齊藤氏らRPJのメンバーは、実習生が日本で安心して生活し、働ける環境を整えるための活動に力を入れています。
新体制とその展望
2025年11月、RPJは最大で毎月60名を受け入れる能力を備えた新体制を整えました。現在、学院長に齊藤慶二郎が就任し、学校責任者には太田竜也が選ばれ、現場経験豊富なスタッフが充実した環境を提供しています。また、約50社の監理団体との業務提携もスタートしており、教育の実効性を一層高める取り組みが進められています。
RPJの創業と理念
RPJの設立には、齊藤氏の20代から続く外国人受入事業への熱い想いが背景にありました。彼は、多くの外国人技能実習生と接する中で異国で努力する姿に感銘を受けてきました。その思いに共感したメンバーと共に、彼らはRPJを設立。当初から「外国人も企業も安心できる受入モデル」を目指して、現場に寄り添った支援体制を構築してきました。しかし、社会には根強い偏見や誤解、さらに悪質なブローカーや支援不足の監理団体などの課題が残るのも事実です。
奈良県の監理団体の合併
2024年12月には、RPJは奈良県の監理団体を買収し、社名を「協同組合soshiji」と改名しました。この新しい組織では、技能実習生受入事業や特定技能受入事業、入国後講習などの一元的な受入体制を確立しています。
未来に向けた取り組み
2027年からは新たな「育成就労制度」への移行が見込まれており、これに伴い日本語教育や生活指導の重要性が増すことが予想されています。RPJと九州国際学院は、これまで培った教育体系を強化し、外国人が日本で安心して長く働けるための教育機関としての成長を目指しています。
代表からのメッセージ
代表の齊藤慶二郎氏は「外国人だから特別扱いするのではなく、ひとりの人として向き合いたい」と語っています。彼のビジョンは、全ての外国人が安心して働ける未来を創ること。それがRPJの使命であり、スタッフたちもその考えを共有しながら日々活動しています。
会社情報
代表者:齊藤慶二郎
所在地:福岡県福岡市
事業内容:特定技能受入事業、登録支援機関
URL:
RPJ公式サイト
所在地:福岡県小郡市
事業内容:入国後講習、日本語教育、技能講習
URL:
九州国際学院公式サイト
所在地:福岡県福岡市
事業内容:技能実習生受入事業、監理団体
URL:
soshiji公式サイト